LSS #12-3

LATER SEQUELS SERIES #12

2024年12月  後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ  愛及屋烏

忍者戦隊カクレンジャー(1994)

忍者戦隊カクレンジャー 第三部・中年奮闘編(2024)

Continuation from last page. 12-2 https://no-value.jp/column/91131/

春のニンジャ祭り!

『春のニンジャ祭り!』はスーパー戦隊シリーズの第39作目で3作目の『忍者』をテーマにした『手裏剣戦隊ニンニンジャー』の忍びの7(第7話)のサブタイトル。

概要・2

忍びなれども忍ばない?

そんな事言ってるようじゃ、到底本物の忍者にはなれないぞ

スーパー戦隊シリーズの放送40周年を記念して、先輩忍者戦隊である、ニンジャレッド/サスケ【『忍者戦隊カクレンジャー』】と、ハリケンレッド/椎名鷹介【『忍風戦隊ハリケンジャー』】ら先輩の忍者スーパー戦隊がゲスト出演する、所謂レジェンド回である。

予告

1975年4月5日、最初のスーパー戦隊が誕生。

その生誕40年を記念して、次回、先輩忍者のカクレンジャー、ハリケンジャーが、人に隠れてシュシュっと参上!

「「「「「『春のニンジャ祭り!』」」」」」

4月12日はよいニンジャの日!

あらすじ・2

牙鬼幻月打倒を目指し、修行に励むニンニンジャー。                                            そんな天晴達の前に旋風が忍者の先生を連れてきた。                                  それは、戦隊としても忍者としても先輩の二人の赤忍。忍者戦隊カクレンジャーのニンジャレッド・サスケと忍風戦隊ハリケンジャーのハリケンレッド・鷹介であった。

2人の伝説の先輩忍者の元、身代わりの術、分け身や空駆けの修行を行う五人。                                          ニンニンジャーは皆まだまだ実力不足と判定されるが、2人の先生は天晴には特に厳しく、妖怪出現の知らせを受けても敢えて天晴だけを残し、八雲達と共に妖怪の元へ。
出現したのは妖怪ネコマタ。                                                                                                                 時間を操れるネコマタは九衛門の頼みで終わりの手裏剣を探す為に時の扉で過去に遡ってしまう。そこに先生の言葉を無視して天晴もやってきて、その扉の中に入って行き、過去に行ってしまう。   

その光景にサスケと鷹介は……
サスケ達の話によると10年前、終わりの手裏剣を求め忍者達を襲っていた戦いの中、天晴はネコマタにやられてしまったのだ。

その衝撃な事実に驚いてる中、ネコマタが現代に戻ってきた。                                                 天晴が死んだ事なんて信じない、そんな八雲達の思いに応えるかのように天晴も一緒に現代に帰還。死んだと思われていた理由は、修行では全然できてなかった身代わりの術を本番で使いこなしていたからだった。                      先輩忍者と共にニンニンジャーはネコマタに挑む!

三者三様の口上

カクレンジャーの口上が「人に隠れて、悪を斬る」。                                              ハリケンジャーの口上が「人も知らず、世も知らず、影となりて悪を討つ」なのに対し、ニンニンジャーの口上は「忍びなれども忍ばない」である。

六人目のスターニンジャーが加入してからは更に「忍びなれどもパーリナイ!」と続く場合も有り、名乗りの後には「忍ぶどころか、暴れるぜ!」と続く。

ちなみに『仮面ライダードライブ』とのコラボ回である春休み合体1時間スペシャルではこの口上を聞いた妖怪ブルブルに「忍べよ」と突っ込まれている。

『春のニンジャ祭り!』では、それぞれの口上と比較した上で『そんなこと言ってるようじゃ、到底本物の忍者にはなれないぞ』と釘を刺された。

ただし、戦いの後にサスケと鷹介の二人が『そんな忍者がいてもいいのかもな』と認めた所、過去(十年前)に行っていたアカニンジャーから『お前達もそう(言う程、忍んでいない)だっただろ』と突っ込まれていた。

第三部・中年奮闘編

概要・3

1994年に放送された、スーパー戦隊シリーズ『忍者戦隊カクレンジャー』の正統続編。2024年8月4日より東映特撮ファンクラブ(TTFC)にて配信中。                                                        タイトルは原作第2部「青春激闘編」のもじり。

当時の映像と新規映像の融合したOP、バンバン流れる川村栄二・謹製の当時のBGM、大幅に進歩したCGで表現される迫力の戦闘シーン、と盛り沢山の出来。                                                        ただし、昨今のVシネマの常なのか巨大戦は無い。それなのに顔を出す無敵将軍様は、やはり過保護なのか。

カクレンジャーのオリジナルキャストや重要な敵役だった遠藤憲一を含めて多数参加する他、同じ忍者戦隊の『忍風戦隊ハリケンジャー』から野乃七海(ハリケンブルー)と尾藤吼太(ハリケンイエロー)、『手裏剣戦隊ニンニンジャー』からキンジ・タキガワ(演者の多和田任益はエンディングのダンス振付も担当)が友情出演(EDの例のダンス※に参加)する。

椎名鷹介(ハリケンレッド)が居ないのは残念だが、前述のニンニンジャーのコラボ回でサスケと一足先に共演をしているので仕方ない様な気がしないでもない。

一応、ゴーカイジャー冒頭のレジェンド大戦で赤忍者コンビで共闘はしていたのだが、あれには演者さんの共演は無かったの別だろう。

業界から離れていた土田大が特撮作品に顔出し出演するのは28年前の『オーレVSカクレンジャー』以来となる。

※TV版EDの『ニンジャ! 摩天楼キッズ』の事。雑魚戦闘員のドロドロが集団で踊り、最終的に一人がカクレンジャーにシャーク号(バイク)で追い詰められて〆。                                                  今回は後年の戦隊の定番となった、敵味方を含めた演者達が全員で踊るダンスEDに倣い、ドロドロが踊る懐かしいパートに加え、演者達が踊る形式になった。

あらすじ・2

今をさかのぼること30年前。                                                                                                                                                             人間の悪意や憎しみから生まれた妖怪の親玉・妖怪大魔王を封印した、忍者戦隊カクレンジャー。

そして時は令和。                                                                    デジタル社会の進化は世界に新たな悪意や憎しみを溢れさせ、新たな悪の胎動を促していた。

そうとは知らず、アメリカで活動するジライヤを除く、残りの忍者戦隊の面々はセイカイの養子・吾郎の誕生日を祝う為に久しぶりに集まった。                                                                                                                                              そこでサイゾウが続けている「猫丸クレープ」の人気が無い事を聞いた吾郎は、SNSを使って宣伝をしたり、買い出しを手伝ってあげる事に。

そこに“新時代妖怪”ユキオンナが現れ、吾郎を連れて行こうとする。                         また、その一方で現代社会に同化し、平和に暮らす善良な妖怪達を一方的に襲撃する“新時代妖怪”カマイタチ。そのカマイタチを追って、来日するジライヤ。

新時代妖怪とは?吾郎に隠された秘密とは?

波乱の時代を熱く生きた隠流忍者の、最後のスーパー変化を見よ!!

to be next page. 12-4 https://no-value.jp/column/91663/

  • 1
  • 0
  • 0

愛及屋烏

ゲーム好き、小説好き、アニメ好き、三役揃いの物書きの端くれ。 ピンチに陥っても、それはそれで気楽にやるタイプ。 ●好きな言葉:続編・クロスオーバー・オールスター・アンサーソング・データ引継ぎ ●好きなゲーム:DQ・軌跡&イース・スパロボ・ゼルダ・神宮寺・逆裁・ラチェクラ ●好きなサブカル:ロボ全般・特撮全般・少、青年誌系 ●好きなドラマ:科捜研・相棒・CSI・キャッスル・十津川警部・赤い霊柩車 ●利用ソシャゲ:へプバン・ギアスロススト・Dr.STバトクラ・シンフォギアXD・スパロボDD・うたわれLF・ギター少女・勇者の飯 ●経歴:宮城出身、30代、なろう出版経験有 ●現在:脳梗塞療養にともないリハビリ&失業中

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内