10月下旬、仙台の街をのんびり散歩してみました。北四番丁駅付近から仙台駅へ向かって歩いて行きました。
まず腹ごしらえに北四番丁駅の近くにあるケーキ屋さんでクレープをいただきました。
クリームや果物などが入っていない、「シュクルブール」というシュガーとバターのフランスのクレープです。フランス産の粉を使った生地と発酵バターを使用していて、生地はモチモチ、シュガーがカリカリでバターの香りが最高でした。本格クレープを食べてみたい方におすすめです。
ケーキ屋さんから10分ほど歩いて、定禅寺通りにやって来ました。けやき並木は徐々に黄色に色づいてきていて、落ち葉が舞っていました。
園児達もお散歩に来ていて、落ち葉に興奮した様子で楽しそうに遊んでいてほっこりしました。
定禅寺通りに面している仙台三越に来ました。実は外壁にあのキャラクター、バ◯◯◯星人がいると聞き、気になってやって来ました。
いました!
たしかに似ています。何度も通っているのに気がつきませんでした。一体だけでなく何体もいておもしろいです。
三越のライオン像はハロウィンの仮装をしていました。
商店街では嬉しい出会いがありました。黒多めのハチワレ猫を見かけました。耳がカットされていたので地域猫でしょうか。丸みがあるボディで、とても可愛がられていることがわかりました。
数人の方が足を止めて話しかけていましたが、我関せずといった様子の猫さんでした。何か考え事をする様に少し立ち止まってくれたので、手を伸ばしてみると、顎をなでなでさせてくれました。そして数秒後には全く私など気にせず「のしっのしっ」と路地へ歩いて行きました。
まるで有名なアニメ映画に出てくる猫のようでした。周辺で地域猫のポスターは見たことはありましたが、初めて出会えました。
商店街を進むと、ちょうどオルガンの演奏会にも出会えました。アーケード商店街のシンボルのオルガンです。
15年以上このオルガンを演奏している方の生演奏会が不定期で開催されているそうです。
動画↓ mp4
音色がアーケードに響いて心地良いです。多くの方が足を止めて聴き入っていました。
2017年に閉店したさくらの百貨店跡を通りかかりました。すると顔っぽいものを発見。
三越の外壁を見た後なので全部顔に見えます。そして双子でした。
下の方には工事用の白いパネルが設置されていました。防護対策の工事を行なっているそうです。
通りを挟んだEDENも今年無くなってしまい、駅が真正面に見えて緑があるきれいな通りなのに、もったいないとも思っているので、再開発も楽しみです。2027年にビルがオープン予定だそうですが、2年後はどの様な景色になっているのでしょうか。
仙台駅に到着しました。去年設置されたSENDAIのモニュメントもハロウィン仕様でした。
実はこのモニュメントは、東口の駅屋上に設置されていた駅名標だったそうです。
今年のハロウィンの夜も駅前は仮装の人々で盛り上がったようですが、目立ったトラブルはなかったそうです。都心より穏やかなところも仙台の魅力のひとつだと思います。
【感想】
仙台は緑も多くアーケードもあり歩きやすいです。今回は予期せぬ出会いもあって、さらに楽しい散歩になりました。
食べたいものや行きたいお店を見つけておいて、散歩するのも楽しいですが、壁にあるかもしれない顔を探しながら歩くのもおもしろいと思いました。