2024年12月 日常生活アウトプット系コラム・映画編 愛及屋烏
ミステリと言う勿れ(劇場版)
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メインキャラクター
久能整(演:菅田将暉)
主人公。大学2年生。魚座。 ボリューミーな天然パーマの黒髪と仏頂面が特徴的な青年。 友達も彼女もおらず、土日にカレーを作るのが趣味。 大学では教育学部で、将来は教師志望。
天然パーマのことは一応気にしている。その特徴的な天然パーマの所為で、劇中では「もじゃもじゃ頭」「カリフラワー」(実写では「ブロッコリー」)等と言われてしまっており、ストレートパーマへの異常な憧れを見せている。
周囲や事件で知り合った人々からは「変り者」として扱われる事が多く、本人もそれを自覚している節がある。
記憶力と観察力、事実から推測する力に優れており、この作品での「探偵役」となっている。(ただ、本人は「僕は探偵ではない」と否定している)。
「僕は何時も(常々)思っているんですが」と本質を突いた話で、あるいは意図的に弁舌を振るい、相手を刺激して怒らせたり、とんちのように煙に巻いてしまう。達観しているように見えて子どもっぽい所もある。
事件の中で出会った犬堂我路からは、人の癖を真似る傾向があると指摘された。
首から胸にかけて火傷の様な大きな傷跡があり、過去の体験から家庭と家族関係にトラウマを持つ。作中では「家庭を蔑ろにするオジサン」に厳しかったり、「男親が嫌い」と指摘される等、特に父親に対しては強烈な否定的感情がある。また「子供を大切にしない親」には女性であっても嫌悪感を示す。
犬堂我路(演:永山瑛太)
バスジャック犯の主犯。
犬堂愛珠の弟(ドラマ版では兄)。乙女座。犬堂甲矢・乙矢兄弟はいとこ。
バスジャックに居合わせた乗客として、久能には大学院生の熊田翔を名乗るも、学校に行っている形跡はない。バスジャック事件収束以降は、愛珠の死ぬまでの行動やその原因を調査しはじめる。 また移送中の愛珠の仇を復讐で殺害した可能性が高い。 これにより、警察に追われる身となっており、久能と顔を合わせる事は少ないが様々な人物とめぐり合わせ、自分が関わるつもりだった事件の調査の代行を依頼したり、久能の救援に駆け付けたりもする。
ライカ/千夜子(演:門脇麦)
整が検査入院した大隣総合病院の入院患者。獅子座。 初登場は「暖かいのか温かいのか」。
病院掲示板の誤字を使った暗号に気が付いた、入院中の元刑事・牛田悟郎にマルクス・アウレリウスの『自省録』を渡した。 その後、牛田から『自省録』を譲られ、同じく暗号を解いた久能と病院の温室で知り合う。以降は整と交流を深め2人で様々な場所に出かける様になる。 毎日、見回りの隙をついて無断で病室を抜け出すも、流石に1時間以上はベッドを空けられない。
千夜子という名前の妹がいる、と当人は話しており、妹を大切に想っている様子を見せる。 その一方で、「春になる頃には私はこの世にいない」を意味深な発言を残す。 実は、ライカは千夜子の中にいるもう1人の人格で、千夜子が父親から虐待されていた為に生まれた。「ライカ」という名前は、かつて父親が愛用していたカメラのライカに由来している。 自分の事は人間ではなく、カメラだと認識しているが、整と交流する事で徐々に人間の様な感情が芽生え始めている。
大隣署の刑事達
風呂光聖子(演:伊藤沙莉)
女性刑事。男社会の警察組織での自分の存在意義に悩んでいた。 その上愛猫を亡くした喪失感も加わり、一時は退職を考えた時期がある。 しかし、事情聴取中の久能から「女性が一人いるだけで、色々とやりづらくなるおじさん達の不正を見張る位置」というアドバイスを受け、積極的に捜査に参加していく。
ドラマ版ではライカの方は登場自体が遅く、その存在が時間制限有りな事もあり風呂光は全体的に活躍が盛られ、実質的なヒロインとして登場している。
池本優人(演:尾上松也)
巡査。既婚者。寒河江の事件後に子供が生まれている。 久能の指摘で夫婦仲が改善した事があり、夫婦間の問題が起こるとわざわざ久能の所へと相談に来る。 お調子者で人によっては鼻に付くタイプだが、刑事としては優秀であり、警察と整との連絡係の役割を担う。
青砥成昭(演:筒井道隆)
巡査部長。冷静沈着で敏腕な刑事。 かつて冤罪事件を起こし、本庁捜査一課から大隣署に左遷された過去がある。
離婚歴があり、別れた妻との間に娘が一人いる。 真実を愚直に追い求めるが、整から「真実は人の数だけある。警察が調べるべきは事実」と諭される。後に整と共にその冤罪事件の真相に挑む事となる。
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