NEW GAME Ⅰ BOUGHT #03
2024年12月 近年で新作で買ったゲームの紹介 愛及屋烏
ドラゴンクエストⅢ そして伝説へ… HD-2D
Continuation from last page. 3-3 https://no-value.jp/column/94536/
戦闘・育成面の新要素
武器の見た目がグラフィックに反映されるように
リメイク版では武器装備の見た目がグラフィックに反映されます。
オリジナル版では武器を付け替えても同じ見た目だったものが、リメイク版では装備している武器が戦闘中の見た目に反映されるので、新しい武器を入手した際により嬉しいです。
戦闘速度の変更が可能に
戦闘中の速度を3段階から選択可能に。 「ふつう」「はやい」「超はやい」の3段階あり、レベル上げや探索が今まで以上に捗ります。
複数攻撃武器でも会心の一撃が出るように
オリジナル版ではムチやブーメランなどの複数攻撃武器で会心が出ないよう設定されていましたが、リメイク版では会心が出ます。 メタル狩りの際にもワンチャンあるので稼ぎが捗ります。
ステータス「みのまもり」が新たに追加
リメイク版では、シリーズ他作品と同じ様に新ステータス「みのまもり」が追加されました。
オリジナル版では「素早さ」の値の半分の数値が「みのまもり」として扱われていました。しかし、リメイク版では新たに「素早さ」とは別に「みのまもり」が追加されています。従来の様に素早い武闘家や盗賊の防御力が跳ね上がったりはしません。
そのため「性格」のステータス補正をどこにかけるかは過去作をプレイ済みの方でも考え直す必要があります。
レベルアップ時、HPとMPが回復するように変更
HD-2Dの先達であるオクトパストラベラーの様に戦闘後にレベルアップした時、オリジナル版では回復しなかったHPやMPがリメイク版では最大値まで回復する様になりました。
わざわざ宿屋に戻って、回復する回数が少なくなる為、ストーリー進行やレベル上げがより快適に進められます。
新アイテムや新呪文の追加
リメイク版では新アイテムや呪文が追加されました。
特に味方をHP1で確率蘇生できるザオラルの下位呪文「ザオ」が追加され、僧侶や勇者が低レベルの時に覚えるので、ストーリーの序盤でわざわざ街の教会まで行って、ゴールドを払って味方を蘇生してもらう必要がなくなります。
マップ関連の新要素
マップの広さがオリジナル版の4~5倍
HD-2D化に併せ、拡張されたリメイク版の各マップは原作と比較して約4~5倍になっています。
リメイク版ではフィールド上に新たに『きらきら』や『ひみつの場所』等もあることから、探索のボリュームがかなり大きいです。
フィールド上のキラキラからアイテム収集が可能に
街の外や海上、徒歩では行けない高台等、フィールドの僻地にある「キラキラ」を調べるとアイテムや装備を入手できます。
装備や種など冒険に役立つものが多いので見つけたら拾っておくのが吉。
ルーラがダンジョン内でも使用可能に
「ルーラ」や「キメラのつばさ」転移手段が、ダンジョンや祠といった、従来の街や城以外の冒険の途中に立ち寄る場所も対象になりました。 更に天井激突が廃止され、建物内やダンジョン内等、場所を問わず使用できる様に変更されています。
ミニマップ機能追加
画面右上にミニマップが表示され、自分の居場所や周辺の情報がわかりやすく。 ダンジョンや街なども同様にミニマップがあるので、迷子になる事が少なくなるでしょう。
「ひみつの場所」という隠しマップの追加
フィールド上に「ひみつの場所」が追加されました。 「ひみつの場所」では、バトルロードに必要なはぐれモンスターが仲間にできる他、宝箱がある場所もあります。
さとりの書が3つ入手可能に
過去作ではさとりのしょは2つまでしか入手できませんでしたが、リメイク版では3つまで入手できます。 ダーマ神殿でより多くのキャラを直接、賢者に転職させやすくなりました。
システム面の新要素
教会でセーブ可能に&オートセーブが追加
オリジナル版では城の王様に話しかけてセーブを行っていましたが、リメイク版では教会の神父やシスターがセーブしてくれるように変更されています。 わざわざ城に行く必要がなくなり、教会も町や村毎にあるので、セーブ機能回りはリメイク版でより快適になっています。
今作では戦闘後や村・ダンジョンの出入りでオートセーブが入るので、種使用時の数値厳選作業にも使えます。
セーブデータも9つ作成可能
リメイク版ではセーブデータを最大9つ作成できます。オリジナル版では3つしか作れなかったので、色々なプレイスタイルで遊びたい人にとっては、ありがたい追加要素と言えます。
ゲームの難易度調整が可能に
新たにゲーム難易度が変更できるようになりました。 「楽ちんプレイ」「バッチリ冒険」「いばらの道だぜ」の3段階から難易度を変更できます。難易度いばらの道では、敵が強くなり獲得経験値とお金が減るので、かなり上級者向けの難易度になります。「楽ちんプレイ」ではHPが0になっても死なないので、ストーリー重視で楽しみたい方もプレイしやすいです。
ストーリーの目的地がわかりやすく
リメイク版では「ストーリーの目的や進捗」がゲーム内で確認が出来ます。ストーリーで次どこに行けばいいのか迷う、久しぶりのプレイでどこまで進んだかを忘れる、という不安要素も解消されています。
話しかけるべきNPCの頭上に「!」マークが表示
更にストーリーで大事な情報を持っている、話すべきNPCの頭上に「!」マークが表示されるようになりました。よりストーリーをスムーズに進められるようになっているのは、新規でドラクエ3をプレイする人にとってかなり配慮されていると言えます。
宿屋に「休む」機能が追加
リメイク版の宿屋では新たに「休む」機能が追加されています。 HPを回復できる「泊まる」とは別に用意されており、休む事で時間を夜にしたり朝にしたりできます。
アクセサリーが2つ装備できるように拡張
オリジナルのドラクエ3ではアクセサリーは今まで1つしか装備できなかったのがリメイク版では「メイン」「サブ」の2枠で装備できます。 メインアクセサリーの枠は従来通り、性格が変わるアクセサリーを装備する際に有効で、一方のサブアクセサリーは性格を変更せず、ただアクセサリーの効果を得たい場合に有効な枠です。うまく使い分けましょう。
後述
スマホ版とそれを元にしている移植の出来が、簡略化のされ過ぎで残念だったのもあり、ファンの期待値は相当だったのだが、現状の評価は二極化している。
面白いのが、ゲームの出来を褒めてる層と、貶してる層で文句のあるポイントが共通しているのである。全体的に褒めていても欠点だと思う箇所はあるし、そこは酷評しているプレイヤーの怒っているポイントである。
いや、実際に船とラーミアの移動速度が異常に遅いのは本当に改善した方が良いと思う。ゲームボーイカラー時代より遅いのは拙いだろうに。 追加要素が概ね満足なので勿体無い限りだ。 アップデートが待たれるが、単純に不便な要素にそれがあるかは期待薄だが。
END.