9月下旬から10月上旬まで開催された、彼岸花祭りに行って来ました。
夕方の西日に当たる柔らかい雰囲気の写真を狙って撮影に向かったのですが、間に合いませんでした。なので今回は彼岸花の怪しげな雰囲気を出せるように撮影してみました。
彼岸花には別名が数多くあります。「曼珠沙華」「リコリス」がよく知られていますが、「死人花」「幽霊花」などのかなり不穏な字面の名前も多いです。そんな雰囲気を出せるように、基本的には露出をマイナス（画面を暗め）にして彼岸花の赤色を強調して撮りました。
上から撮影すると、英名の「レッドスパイダーリリー」の由来がさらによくわかります。長い花被片がクモの足に似ています。
かろうじて一枚だけ西日が当たったものが撮れていました。更に彼岸花の雰囲気を出してくれます。
上と同じ写真ですがこちらはハイキー（明るめ）に仕上げてみました。
珍しい白い彼岸花も所々に咲いていました。色が変わると全く別の雰囲気に見えます。
背景の竹林と彼岸花の対比を意識しました。
【感想】
狙っていた光を入れた写真は撮れませんでしたが、たくさん撮影はできたので良かったです。群生スポットが何箇所もある場所なので良い場所を探しているうちにあっという間に時間が過ぎました。
私以外にも撮影に来ていた方ともお話ができて良い経験にもなりました。
秋は思っているより早く陽が傾きます。撮影を始めた15時半には西日が消えてしまったので来年は15時前に着くように行こうと思います。
