2025年1月 日常生活アウトプット系コラム・映画編 愛及屋烏
劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ
劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)
前述
実際に見た映画のアレやコレの感想コラム。
基本的にネタバレ全開につき、要注意。
自序
令和シティハンターの劇場版を両方とも見たので改めて感想コラム。
新プの方の出来が良すぎて、天涙は酷評され気味。
概要・1
『シティハンター』は、新宿で街の掃除屋(スィーパー)・シティーハンターを営む冴羽獠の活躍を描くハードボイルドコメディ作品。
1983年・1984年に「週刊少年ジャンプ」にて読み切り版が掲載され、1985年から改めて連載開始し、1991年に連載終了。
当時のジャンプのラインナップでは珍しい大人のドラマであり、普段はお調子者の三枚目ながら、いざという時には決める冴羽獠の魅力で大ヒットした。
1987年にテレビアニメ化され、こちらも大ヒット。 初放送から30年以上経つ現在でも新作が作られるなど高い人気を誇る。
これ以外にも実写映画など数多くのメディア展開がなされている。
本作の続編として、北条が手掛けたパラレルシリーズ「エンジェル・ハート」がコミックバンチにて連載された他、錦ソクラによる、原作知識持ちの女主人公が作品世界に迷い込む二次テンプレ系スピンオフ「今日からCITY HUNTER」が月刊コミックゼノンにて連載されている。
アニメ展開
1987年には読売テレビ制作・日本テレビ系でテレビシリーズが4作が放映され、放送中には映画版も3本製作された。
シリーズの大方の監督に『キャッツ♥アイ』『名探偵コナン』のこだま兼嗣。 メインの作画陣に神村幸子・青木悠三・北原健雄等東京ムービー新社。 (現:トムス・エンタテインメント)
特に「ルパン三世(2ndシリーズ)」と縁の深いスタッフで固まっている所為で誤解されやすいが、制作はサンライズである。
もっとも、当初は東京ムービー新社にアニメ制作の企画書が出されるも、そこでは流れてしまい、後にサンライズがこだま兼嗣に監督の依頼を出すという、少し複雑な経緯があった。
アニメオリジナルエピソードでも全くの丸投げだった訳ではなく、原作の北条氏によってプロットが用意されていたが、連載スケジュールの都合上、実現不可能だったエピソードが制作されている。
北条氏はプロットのみの提供ではなく、プロットを基に脚本家が上げたシナリオの添削・絵コンテのアングルのチェックだけでなく、新規キャラクターデザインの提供も行っていた。
今でいう「原作者完全監修」のシステムを全編で行っていた。 北条氏は「もう少し余裕があれば、絵コンテも自分で書きたかった」と制作意欲を見せた。
テレビシリーズ終了後にスペシャル版が1997~99年に放送された。 当初は『ルパン三世』の様に年一ペースでスペシャル版の制作を計画していたが北条氏が次作の『エンジェル・ハート』の構想に入った事もあって、このTVSPは3作品※で終わってしまった。
※ザ・シークレット・サービス、グッド・バイ・マイ・スイート・ハート、緊急生中継!? 凶悪犯冴羽獠の最期
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