暇と退屈は
どちらも何かをしていて充実している状態を指す言葉ではありません。
しかし、
どちらもやることがないから充実していないという訳ではないようにみえます。
暇も退屈も
精神的に充実していないという点では共通性があります。
しかし、
肉体的なものや忙しさという面では必ずしも一致しません。
大量の単純作業をこなしている場面を想定します。
仕事やノルマはたくさんあるので暇ではありません。
しかし、
精神的には満たされないことが多く大変退屈です。
こうしたことから
単純にやることがない状態を
「暇」と呼び、
やることがなくて満たされない場合や、
あったとしても精神的に満たされないときは
「退屈」と呼ぶと考えればいいでしょう。