仕事や作業などで必要になってくる「集中力」。
集中力が高まり、維持できれば仕事や作業の能率が高まります。
また、意欲の向上等の副次的な良い効果も生まれるので、集中力を持続させていきたいですね。
いろいろな面からアプローチしていきたいと思います。
音
まずは、音の環境です。
静かな環境がいい人や、少々ざわついた環境がかえって落ちつく人など。
集中力が高まる環境は人それぞれです。
自分に合った音の環境を取り入れていきましょう。
許される範囲で、耳栓をしたり、ヘッドホンで自分に合った音楽を聴いたりするのも良い手段です。
ヒーリング音楽に限らず、歌詞のある音楽でも自身の集中力を高めるためにあっているなら取り入れて構いません。
もちろん、自分の部屋で仕事や作業をする場合は、音の環境のコントロールがかなり自由にできるので大いに活用しましょう。
におい
同様に、匂いも集中力を高め、維持することに役立ちます。
大人数のいる職場や不特定多数の人のいる環境での仕事や作業の場合は、難しいかもしれません。
しかし、服や香水、手元のコーヒー程度になりますが、工夫次第で集中力を高める匂いを取り入れることができます。
自宅にいて自由が利く場合はアロマキャンドルを焚くのもいい方法です。
視覚・触覚
また、視覚や触覚も集中力アップにつながります。
身の周りに視覚や触覚に訴えるものがあると気が散ってしまう人は、そうした物をできるだけ少なくして目の前の仕事や作業に向き合いましょう。
逆に、子供の写真やお気に入りのフィギュアを見るとモチベーションが上がる場合はどんどん取り込んでいきましょう。
ハンドスピナーやもちぐるみを触っているといい気分転換になる人は、手の届く範囲においても問題ありません。適宜触ることが集中力の維持やアップにつながります。
背伸びなどの軽い運動も役に立つでしょう。
味
ここまで、五感をテーマにみてきましたが、味覚ももちろん集中力アップに役立ちます。
一般的に頭を使う仕事や作業の時は、甘いものが良いといわれています。
それ以外でも、集中力の高まる環境や条件は人それぞれです。
甘いコーヒーより苦いコーヒーが合う人は、苦いコーヒーを飲みましょう。
タバコがよい気分転換になり、タバコ休憩が取れる環境がある人は、集中力アップにつながるでしょう。
どうしても集中力が続かない
このように、自分に合った環境を整えることで集中力アップが期待できます。
しかしそれでも、集中力が続かないケースもあります。
気分転換できない程度の不安ごとやストレスがある場合がそうしたケースの一例です。
そうした場合は、環境そのものが変わらなければ困難なこともあります。
また、仕事や作業そのものが自分の適性に合っていない場合もあります。
単純作業が苦手な人にとっては、大量の単純作業を処理することは苦痛になります。
可能であれば、自身の適性に合った作業や仕事を振り分けてもらいましょう。
そうすることで、集中力高くタスクをこなせるでしょう。
まとめ
集中力高く仕事や作業を進めることが出来る分野は人それぞれ。
集中力を高めることのできる環境も人それぞれです。
自分の適性を活かせれば、それに合わせた仕事や作業を振り分けてくれる可能性が高まります。
仕事や作業は遠慮なく選り好みしていきましょう。