皆さんはどのように休憩を取っていますか。
かつては、喫煙所が設置されていて、適宜休憩できる配慮をした職場が多くありました。
今では、喫煙所が撤去され、喫煙休憩のできる環境がなくなった職場も多くなっています。
それでも、喫煙習慣の有無にかかわらず、適切に休憩をとることは大切です。
休憩を取る意味
適切な休憩をとることは、仕事や作業の能率アップにつながります。
作業をすれば作業をするほど能率が上がる人は別ですが、多くの人はそうではありません。
長時間の作業や労働は大きなストレスになります。
昼休憩を挟んだ13時から18時まで働き詰めでいることはよくありません。
時には喫煙やコーヒーといった簡単な飲食、ちょっとしたストレッチを挟むことで適度なストレス発散になります。
もちろん、トイレに出かけることも非常に効果があります。
トイレに行くという行動自体がちょっとした運動になります。
また、デスクや執務室以外の光景に触れることも良い効果があります。
何より、排せつ行為はリフレッシュに大変良い効果があります。
ストレス発散にも効果的なストレッチ
ここで、ストレス発散にも効果が高いストレッチ運動を紹介します。
・首のストレッチ
1:両足を肩幅に広げて座ります。
2:一方の手を椅子の座面をつかみ固定し、もう一方の手を頭に添えて椅子の座面をつかんでいる手と反対の方向に傾けます。
3:左右交互に息を吐きながら、伸ばし過ぎないように注意して行ってください。
また、固定している手は、離さないでください。
・腰のストレッチ
1:椅子に座った状態で背筋を伸ばします。
2:背筋を伸ばしたまま、右足(または左足)を組みます。
3:息を大きく吸い込んで、ス~ッと吐きながら右側に上体をひねります。(左足を組んだ場合は左側に上体をひねります。)
4:右手は椅子の右外側(背もたれの外側)に掛け、左腕は右足を引っ張るようにします。(左足を組んだ場合は、左手は椅子の左外側に掛け、右手で左足を引っ張るように)
5:左右共に身体をひねったら30秒間体勢を維持します。
まとめ
休憩の効果を知らず、作業や労働をさせっぱなしの職場は悪い環境・悪い上司の職場です。
また、トイレすら自由に行けない職場は論外ですし、8時間労働で休憩をとることが憚れる職場は悪い職場です。
そして、休憩なしでこなした成果より、適度な休憩をはさみながら仕上げる仕事の方が良質なものが出来ます。
市場原理主義に毒された愚かな社労士やコンサルタント、愚かな上司の言いなりになってはいけません。
皆さんの労働の価値は休憩をとるだけのものがあるのです。