モチベーションを高めるには

皆さん、作業や家事は捗っていますか。
能率よくこなすことが出来ていて、捗っているなら理想的ですね。
効率よくこなすことが出来ていれば、作業や家事自体が楽しくなってきますね。
そうした状態でこなしたものは、しばしば良いものができあがります。
しかし、思い通りに作業や家事が進まないこともよくあります。
そうした状態でこなしたものは、アラがあったりするのでよくありません。
能率よくこなすことが出来ていないのならば、それはモチベーションが低いためかもしれません。
モチベーションを高めれば、よりよい作業や家事ができることが期待できます。

モチベーションと対価

では、モチベーションが低い原因を考えましょう。
それは、作業や家事の内容に対して、報酬といった対価が低いことにあるといえそうです。
賃金や報酬が上がればダイレクトにモチベーションの向上につながります。
対価は直接の金銭でなくても構いません。
「この作業をここまでやったらコーヒーを飲もう」といったものでも良い動機付けになります。
また、作業や家事の成果をほめてもらうことが嬉しいということでもモチベーションの向上につながります。

モチベーションを下げてしまう環境

そういうわけですから、報酬が低いといったことや、ちょっとしたブレイクすら許されない環境、
作業や家事をほめてもらえないといったことはモチベーションのダウンにつながります。
中でも、とある企業のポスターは最悪としかいいようがありません。
「仕事があるだけでもありがたいと思え」
「つべこべ言わす指示どおりに働け」
「経営者に感謝しろ」
こんなポスターを掲示して、労働者のモチベーションアップにつながると思っているのでしょうか。
そう思っているのだとしたら、その企業も、こうしたポスターを掲示する会社も無能といえます。
こうしたポスターは、ブラック企業経営者の自己満足を満たす役にしかたちません。
労働者から見ればモチベーションを下げる直接の要因になります。
これらのポスターの掲示をやめたとたん、社内の雰囲気がよくなり、労働者のモチベーションが上がったという例は枚挙がありません。
当然の話です。

自分の気持ちとモチベーションの関係

モチベーションは自分の気持ちと大きなつながりがあります。
それは誰かに押し付けられて発するものではありません。
自分の内面から喜びや前向きな気持ちが生まれることが大切なのです。
モチベーションを高めよと要求されても、モチベーションが高まる環境がなければ高まりようがありません。
報酬を上げる、休暇やブレイクタイムを与えるといったものがモチベーションを上げます。
こうしたものを、利益を生まないものや非生産的なものとして遠ざけているところは環境が悪いといえます。
労働や作業や家事をほめることなく、逆に作業や家事をさせた上で感謝まで求めてくるところは論外の環境の悪さだといえます。

まとめ

作業や家事をするにあたってモチベーションを上げるには、対人環境や労働環境・作業環境が良いことが不可欠です。
優れた能力があっても、環境がそれをスポイルするものであるならモチベーションは上がりません。
良い環境があった上で、報酬や休憩といった動機づけがあってこそモチベーションが上がります。
悪い環境でモチベーションが上がらないのは、能力ややる気が低いからではありません。
悪い環境のせいなのです。
低い待遇や休めない雰囲気、周囲の人が悪いのです。
良い環境を選んだり、作っていく事がモチベーションを上げるには重要だと言えるでしょう。

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