【レポート】「わたしの中のバリアを外すのは、わたしだ。」展に行ってきました

仙台パルコ6Fで開催されている「わたしの中のバリアを外すのは、わたしだ。」作品展において、クルーさんの作品が入賞されました。manabyCREATORS仙台の有志でその展示会を鑑賞しに行ったので、展示会の雰囲気を含めてレポートさせていただきます。

ではまず展示会の概要を公式HPから引用してみましょう。

「アート」にバリアなんてあるの?

世の中と自分の中の「バリア=障壁」に気づくきっかけを、

このアートプロジェクトから。

 本作品展は、作家も参加者も⾃由に創造し、⾃由に感じられる

「⼼のバリアフリー」を体現するアートプロジェクトの一環として実施するアート作品展です。

作品展のテーマは、“わたしの中のバリアを外すのは、わたしだ。”

アートの多様性を通じて共⽣社会を考えるきっかけとなることを目的としています。

https://art.parco.jp/sendai/detail/?id=1603より引用

なかなかおもしろいコンセプトのアート展ですよね。

ではさっそくパルコ6Fの会場の様子をお届けします。写真撮影OKとのことでしたので、作品の一部を掲載させていただきますね。

入口はこんな感じ。白い背景にカラフルな顔の作品が映えています。最初からインパクトがありますね。中にはどんな作品たちが待っているのでしょうか。ちょっとドキドキしながら、入場してみます。

入ってすぐのところにあるオブジェ作品。いろんな色の積み木を重ねたような独特な作風が印象的です。誰かの心の中を描写しているようにも感じられますね。

続いてクレヨンで描かれた巨大な目が印象的な作品。一度見たら忘れられないインパクトがありますね。

こちらの火の鳥のような絵画も色使いが素敵だと感じました。とても丁寧に仕上げられている作品ですよね。

器にあふれんばかりに盛り付けられたパフェのようなこちらの絵画も、見る人をひきつけます。果たしてこの盛り付けられているものは何なのか?想像力を掻き立てられますね。

そしてこちらが入賞したクルーさんの作品「同功繭--たままゆのみゃくうち」です。洋紙と和紙を組み合わせて作られています。繊細で幻想的な作品ですね。

二匹の蚕が作る玉繭という繭玉からインスピレーションを得て製作されたそうです。作品に添えられている詩にも心惹かれました。

入賞おめでとうございます。

他にも素晴らしい作品が展示されていました。全体の作品数はそこまで多くないものの、どの作品も印象的でしたよ。また、展示会場の雰囲気も明るくシンプルでよかったと思います。

鑑賞したクルーさんからは、「どの作品も個性的で印象的だった」「私は生きている、という力強さがあってよかった」という声が聞かれました。さまざまな価値観に触れる、このような機会がまたあるといいですね。

総評として、障害のあるなしにかかわらず、作品制作を通じて自己表現することはとても素晴らしいなと感じさせられるアート展でした。改めて自分の内面を見つめなおすいい機会になったと思います。

興味が湧いた方は鑑賞に行かれてみてはいかがでしょうか。

アート展の詳細はこちらのURLからご確認ください。
https://soup.ableart.org/art_and_art_week/

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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