
図書館のリサイクルコーナーから貰ってきた、J・K・ローリング「ハリー・ポッターと賢者の石」を読み終わった。中学生以来久々に読んだが、当時は記録を取ってなかったこともあり内容については中盤以降ほとんど忘れていた。
とはいえ内容的には結構濃厚であったため、今になって読んで良かったかもしれない。ある意味分からずに読んでいたという宿題を消化したとも思える。
本書については児童書というカテゴリーであるが、A5判で背が3〜4cmあるため、紙が分厚いとはいえ子供には少し長い話のような気がする。むしろ小学生程度の子供がこれを完読した場合は相当の読書好きとも思える。
自分は学生の頃に流行っていた作品を大人になってから読むことが多々あるが、最近になって読んだ方が無駄なバイアスがなく楽しめるし、理解力についてもある程度上昇しているため内容も頭に入るゆえに、当時読めなかったという後悔はそれ程ない。
そもそもアニメやテレビドラマに関しても完結した物を後から一気に観るという形式を好むため、自分自身がリアルタイムでコンテンツを摂取することに向いていないかもしれない。
それに、映像作品より本の方が読む時期を選ばない気がする。電子書籍が普及する前の作品だとある程度売り上げや知名度がないと、新品では読めなくなる(電子化もされない)からそこでふるいに掛けられるということも大きいかもしれないと思ったりもした。(映像作品、特にアニメは昔の作品で人気がなかろうと高確率でサブスクに入る確率が高いような気もする)
「ハリポタ」については主人公ハリーが思ったよりアクティブな性格であり、余計なことにも首をつっこんでいたため、当時と随分印象が変わったと記しておく。「秘密の部屋」も貰ってきたということで、そのうち読む。