手を描いてみる

手を本格的に練習し始めたのは多分ここ数年のことだなと思う。

手を上手く描ける人は好印象だなと感じる。なぜならその場合、ほぼ確実に「初めて描く被写体を描くときは資料を見る」ということだからかと。

自分が手を練習し始めた時期はおそらく資料を見ながら練習し始めた時期と重なる。
手は絵を描く時において難関の一つだ。なんならAIに任せたら悲惨になるパーツである(笑)

しばらく描いているとある程度コツをつかめるようになる。親指、右二本、左二本で付け根をおおざっぱに分けるとか、付け根の高さを少し変えるとか。関節に関してはできるだけ詳細に描くとか(私は曲線ツールのペン入れ時はサボりがちだが…みんなはちゃんと描きましょう)

逆に言えば片手がないとかそういう環境でなければ自分の体(と鏡)だけで資料は確保できるため、練習を始めるハードル自体は低い。あとはどのくらいの期間で上手くなれるか…なわけで。
(そう考えると水木しげる氏がどうやって手の描き方を練習していたかが少し気になる。デビューした時点で片腕がないため、もう片方のペンを持つ手を資料にするとなると結構大変だったんじゃ?と考えたりもする。GeminiAIに尋ねたら写真とかアシスタントの手を借りたのでは?と考察してくれた)

ちなみに手に特化した絵の読本もたくさん出ています。「手と足を描く」、「加々美高浩が全力で教える「手」の描き方 」など。これらをポーズ集代わりにするとバリエーションが増えるのでおすすめです。

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普段は別名義の個人サイトで二次創作やっているような、いにしえのオタクです。ここは一次創作と雑記置き場です。

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