「距離感」とは

SNS利用において、つぶやきは作品発信と萌え語り、リプライは作品の感想と萌え語りのみを徹底したら楽になった…という話は前しただろうか。

SNSは距離感に悩みやすいところだと思う。私は二次創作ジャンルを変えることを機に一度閉じて、現状壁打ちを大前提として試験運用みたいな感じにしている。

以前に比べてSNSをフラットに利用できているなあとは思う。再開場所にあえてXを選んで、しかも壁打ちの運用をしている。通知は全部オフ。なお飽きたらやめる(笑)
もちろん作品公開はサイトがメインであり。

なぜこういう話をしたかといえば、リスト購読で追っている方が「交流がしんどい」と書いていたからだ。彼(女)はプロだけども、厄介なファンへのエンカウント率が高すぎると嘆いていた。

私も彼(女)ほどではないが、厄介な方にフォローされたことが何度かあるし、そのうち一回は民事裁判を起こしたいレベルの騒動にまで発展したことがある。だから厄介なファンというものを侮ることができないことは知っている。

彼(女)は、「彼らから逃れるためにSNSをやめたい(もしくは、自分の親しみやすさをSNSから取り除きたいとか、仕事に必要な人間とだけやりとりしたい…みたいなニュアンス)」と書いていた。

私もそういう関係はいらないし、SNSのやりとりを食べていくために必要なことだけで終わらせられればどんなに楽なんだろうという気持ちは少しずつわかるようになった。
相手はプロ作家なのでいきなりSNSをやめることはできないとは推測するが、それでも彼(女)が人間関係を厳選したいということがわかるようになった。

話を自分に戻すと、就労移行支援に通っていたニ年程度があったことと、三ヶ月だけ勤めた会社があった影響か、距離感について考えることが多くなった。
他人は自分のためだけに時間を使えるわけじゃないからだ。それに気づいた時申し訳なくなったし、少しずつ自分の感情を自分で処理する方法も探すようになった。少しずつ自分だけで消化する比率を増やしていきたい。

先述の厄介なファンは、好きな人間が自分のために尽くしてくれると思い込んでいるということだろうか。それはないだろう、と私は考えるけども、世の中にはそういう人もいるんだろう、きっと。

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bio

普段は別名義の個人サイトで二次創作やっているような、いにしえのオタクです。ここは一次創作と雑記置き場です。

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