オタクのスタンス・どういう作品が好みか

アニメを観続けていると、「私はこういう作品が好きだ」「苦手だ」という傾向がわかっていくる。

例えば私は子供向けとして作られたアニメをよく観るものの、あまりに子供向けに特化したもの…噛み砕きすぎているものに関しては苦手な傾向がある。また、作画やキャラクターデザインは二の次で演出が好みかを重視。主人公の年齢は問わないが成長が描かれており尚且つ自分勝手な性格ではないこと。関係性においては同性間・家族・師弟関係を好む傾向がある。フィクションの全体的な傾向を加えると主人公の最終目的がはっきりしている、舞台が19世紀以前のアジア以外であること…という感じか。

上記にもあるように子供向けの作品でもあまりに子供を舐めているような作品は苦手なわけだが、私の好きな脚本家は「自分が書く脚本は(センシティブな要素こそ抜いているが)子供に相応しい話として書いているわけではない」ととある対談にて話していた。そういう匙加減がプラスに働くんだなと思うことが最近増えた。

私は90年代以前の作品を好むが、深夜枠がなかった時代である分、対象年齢が広めに設定されていたことが大きいと思っている。私が海外文学原作の作品を好むのはこういう普遍性もあるかもしれない。

アニメというものは完結時点の評価によりその後の商業展開が継続されるかというふるいにかけられる。これらは売上に限らず純粋な評価も加味されている可能性が高い。
私はこれを逆手に取り、昔の作品から評価の高い物を選ぶということもしている。
そういう評価・人気の作品であればまず子供を舐めた作りではなく大人が観ても面白いということだから。

  • 0
  • 0
  • 0

bio

普段は別名義の個人サイトで二次創作やっているような、いにしえのオタクです。ここは一次創作と雑記置き場です。

作者のページを見る

寄付について

「novalue」は、‟一人ひとりが自分らしく働ける社会”の実現を目指す、
就労継続支援B型事業所manabyCREATORSが運営するWebメディアです。

当メディアの運営は、活動に賛同してくださる寄付者様の協賛によって成り立っており、
広告記事の掲載先をお探しの企業様や寄付者様を随時、募集しております。

寄付についてのご案内