{私たちのことを見てくれた人へ}
私たちは色んな精神疾患や発達障害を持っています
最初はうつ病からの適応障害…
その後に病院を変えたら解離性障害(解離性同一性障害)と発達障害のASD(自閉症スペクトラム)って言われて最初は驚いた

でも、解離性障害の兆候はあったし、ASDの兆候を調べてみてもあってるところが多かった
世の中には解離性同一性障害を批判・否定する人、羨ましく思う人がいっぱいいる。「演技じゃないの?」「かまってちゃんだ」「そんなのありえるはずがない!」「そんなに人格がいるなら楽でいいよね、羨ましいわ」など当事者からすると沢山の言葉の刃物のオンパレード
解離性同一性障害なんてなりたくてなってる人はいないと思う。解離だけじゃなくても… 幼少期のストレスや複雑性PTSD、PTSD(心的外傷後ストレス障害)が原因でなる人もいれば社会人になって人間関係でなる人もいる
精神疾患や発達障害などになったことのない人の言葉の刃物は、現在自分の疾患に向き合おうとしてる人や自分のことを理解している人全員を敵に回しているのと一緒
誰でもなれる病気とまではいかないが、うつ病や適応障害などは誰でもなれる病気
その時に健康だった自分が放った言葉が自分に向けてだった場合、責任をとれますか?心が痛くないですか?
私たちは責任を取るために真剣に言葉を選び、人一倍自分以外のことを考え自分の持ってる病気と向き合ってるんです。
それを否定するようなことを軽々しく言ってほしくない! 自分が同じ立場になったときのことを思って発言してと言っても「そんなのわからない」という人も沢山いるだろう
でも、この世の中には沢山の精神疾患や発達障害、知的障害、身体障害の人がいることを忘れないでほしい
「人一倍頑張れ」「あんたは他の人より出来が悪いんだからもっと頑張りなさい!」と言われていたけど「もう十分頑張ってるんだよ」「頑張りすぎてるから今度はゆっくりやっていこうね」と声をかけてくれたら少しずつ行動していくと思う
私たちは今にでもメンタルが崩れても体調不良や精神的に壊れてもおかしくないまで何かに追い詰められている
少しでも理解があれば気楽に生活や仕事もできるのに「疾患のことを隠して仕事を探さないといけない」「障害者ってことに甘えるな」と言われ続けてたから私たちは甘えることも自分のペースも何のかもわからなくなり自分で首を絞めつけている

そんな生き辛い中「自分のことも大事にしながら作業所に行ってるだけでもえらいんだよ」「よく頑張ったね」などの言葉だけでも救われるし嬉しいのに…
今は「作業所に行くなんてどこがえらいんだ、一般で仕事してたんだから一般でもう一度仕事を探さないと」「障害に甘えてる…怒られる」と自分で自分のことが怖くなります
少しでも自分が安らげる場所、否定されない場所がほしい…