「家なき子」はフランスの作家エクトール・アンリ・マロが1878年に発表した小説です。
(※同タイトルのテレビドラマは無関係です)
あらすじとしては、父親に捨てられたレミ少年が大道芸人のヴィタリスと旅をすることから始まります。後半は二人の師弟関係をメインに描かれます。後半においてはレミは道中で出会った少年マチアとコンビを組み、本当の家族を探しに行きます。
映像化も多く、日本で気軽に視聴できる作品で尚且つ原作の再現度が一番高いものは、1977年に東京ムービー新社が制作したアニメ版です(4クールものと、男くさい表現が苦手でなければおすすめ!)
わたしは一番新しいアニメ版(日本アニメーション制作)から入り、原作を読みそこから先述のアニメ版を視聴してドはまりして(笑)原作も訳をいくつも読み込んだ身ですが、19世紀の海外文学だからか話が長い!文庫2~3冊分という結構なボリュームです。一番忠実なアニメ化が4クールあることも無理はないです。
ですが、抄訳は原作のいいところがかなり削られていることもあり、完訳をぜひおすすめしたいところ。抄訳だと人称が違うことも多々ありますし…(レミの成長物語と考えると、かなり大事ではないかと思います)
個人的には後半の話が贔屓です。少年同士の友情に弱い身としてはたまらない展開です。この辺は1977年版のアニメ版ではかなり強調して描かれています。若干キャラクターの性格設定は異なりますが、上手くブラッシュアップしたなと思っております(わたしはこの作品で監督のファンになりました)

今回の挿絵はハープです。レミの持ち道具です(もちろんアニメには似せてなく、ネットの本物を参考にしました)
