除籍本にて。第一巻の「スカイ・クロラ」を飛ばしていきなり二巻目から読むという。でも普通に面白かった!
戦闘機パイロットたちの話。 主人公の一人称は「僕」であるが、れきっとした女性である。本編の描写と電子版の書影を見る限りでは女性であることを封印しつつ任務にあたっていると思われるが、終盤で妊娠する(主人公は堕胎するつもりだったが、最終的に帝王切開みたいに主人公の胎内から摘出され、その子供は主人公から取り上げられる…という。仮に現実にあったら、かなりの数の犯罪が適用されるらしいグロテスクな展開…)
この妊娠と「僕」という一人称のギャップがえげつなく、女性という性を封印した主人公の末路は女性でしかあえりえないもの…となったのが結構容赦ない展開だなと思った。
子どもを取り上げられても主人公は空を飛ぶことをやめない。飛ぶことが主人公の唯一の生きがいなのだろうと思う(けれども、歳をとると出来なくなる…という描写があるから、この後どうなるんだろう?とも思う)
