無断転載、無断引用、加工、DL、自作発言、AI学習禁止、再配布等禁止。
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こんにちは、Heinzです。
本日は、正直あまり書きたくないことを記事にしようと思います。
何故書きたくない事を書くのか。
無理強いされているわけではないのだから、書かなければいいじゃないかと思う方が多いでしょうけれど……話題が無かったんだよ!!!!!!
察して!!!!!!(笑)
ポジティブな内容ではないので、見たくない方はここでブラウザバックをお願いいたします。
私はHSPやエンパスという特性をもっています。
最近、ネットや書籍等でもよく話題に上がるので、ご存知の方や自分もそうだという方もいらっしゃるかと思うのですが。
HSPとは「ハイリー センシティブ パーソン」の略で、感覚感受性が高く敏感な気質をもった人、の意で、病気ではないとされています。
エンパスに関しては少々スピリチュアルな要素を含むので、話題として好まれない方もいらっしゃるかと思うので多くは語りませんが、とにかく生きるのには大変不便です(笑)
本当に、本当に不便で疲れるのですが病気ではないのですよね……
気になる方は、もしよろしければ調べてみてください。
専門家ではない私がこの場で、できるだけわかり易く正確に書くことは難しいので。
私自身は幼少期からその気質が顕著で、それ故にひどく人見知りであったり、なにかしらの行事があるごとに自家中毒を起こして入院したりとしておりました。
人の頭の中(思考)が何割か透けて見えるのです。
相手によっては最小3割、最大8割程度でしょうか。
数値的な根拠はありませんが、これまでの人生の経験値的には概ねそのくらいかと思います。
「大袈裟」「勘違い」などと言われる事もありますが、結局当たるので、そういう言葉を投げ掛けてこようとする人の前で積極的に語ることはしません。
この記事を書くにあたっても、悩み々書いております。
さて、相手の頭の中が透けて見える現象は、付き合いの長さにはあまり関係なく…なんと表現したらいいものか……「勝手にチャンネルが合ってしまう」といった感じで、見たくもないTV番組を勝手に見せられている感覚に近いかも。
改めて、私自身が意識して、相手を見ようとしているわけではない事だけは強く主張しておきます。
そして、見える範囲は…一人二人ではなく、例えば学校の教室等ではそこに居る頭数で意思主張の強い人の人数分なので、街中やお店等でも勿論無駄に発揮されてしまいます。
そのような状態のため、集団の中にいるととにかく精神が死にそうになります。
特に街中では大変で、外出すると情報量の多さに、まず聴覚がなくなり、頭痛と吐き気をもよおし、視界が真っ暗になってゆき、最終的に残るのは嗅覚のみで、動けなくなったり倒れたりする為、通院以外はよほどの事がない限り外出はしません。
前述をふまえ、実際にどのような感じだったのか一部記載していきましょうか。
例えば、これは幼少期の出来事です。
私の親はしつけに厳しく、社会人としてのマナー等をしっかりと教育されていました。
それは、大人になればある程度役に立つものですが、子供の自分には不要だったように思います。
他人は、幼稚園児の私に対して「可愛らしい幼稚園児(子供)である」というキャラクターを期待していました。
しかし、親には「他人にはきちんとした態度をとるように」と求められます。
なので常に敬語で礼儀正しい態度の私は子供らしくはありませんでした。
すると、私を子供だと思って(実際子供なのですが)接している相手は、初めは「礼儀正しいね」と褒めてくれるのですが、段々気まずそうに言葉を詰まらせ、困ったように笑うだけになってしまいました。
別れ際に「○○君、じゃあね、バイバイ」と手を振ってくれた大人に、「さようなら」とお辞儀をする私に、苦笑されたことをよく覚えています。
礼儀正しいけれどとっつきにくい子供だと思われていました。
相手の期待どおり「○○さん、ばいばーい😊」等と可愛らしく答えられればよかったのですけれど、親が目の前にいる手前、そういった受け答えをするわけにもいかず、私にはどうすることもできませんでした。
相手の期待に答えて子供らしく振る舞えば、親に「きちんと挨拶もできないのか」等と後々態度を叱られるのですから。
どちらかの空気を読むのなら、結果、長い時間を過ごさてはならない相手の顔色をうかがうことになるのです、大概は。
こう書けば、その後の私の人生は大体想像がつくかと思います。
私は、相手が求めてくるキャラクターを演じ、時には暗い空気を変えるために、あえて「空気を読まない道化」になる。
「あいつ、何やってんだよ」「馬鹿だなあ」と、冷たい視線や嘲笑を浴びせられることも多々ありましたが、私が馬鹿をやらなければ、その場の空気はいったいどうなっていたのだろうと思うと恐ろしい。
何もしなければ、普通に喧嘩や揉め事に発展します。
放っておけば良かったのかもしれませんが、騒動に巻き込まれるのも、周囲がずっとピリついているのも面倒でしたので、自分が笑われるか、その場が終息するか、どちらかを選ばなければならないのなら、私は道化を選ぶ。
ずっと嫌な空気の場所にいると体調が悪くなるので仕方がない事でした。
私は生来、陽気でもなければ、社交的な性格でもありませんが「明るい人」や「愛想のいい人」「ちょっと変わった人」「ちょっと雑な人」など、演技ならいくらでもできるのです。
相手が求めるキャラクターを演じ、相手が欲しがる言葉を伝えればいいのですから。
その為私自身はずっと相手にとっての都合のいい人として認識されていて、その解離に耐えきれず限界を迎え、精神崩壊したわけです(笑)
ここでひとつ。
人の思考が読めるのなら、先読みして私に有利な方向にもっていけばよいのでは、と思うかもしれませんが、それは別のテクニックの話なので、難しいです。
やろうと思えばできないこともないのですけれど。
基本的に、私の態度や言葉で相手が変わることはないと思っています。
というか、実際にそうなので。
相手にもどのようにしたいという方針はありますから、いくら先読みができたところで気持ちを変更させる事はできません。
例えば、私のことを嫌いな人は、私が何を言おうがしようが、何もかもが気にくわないものです。
先読みして対策をしようにも、どんな感情を向けられているかに変わりがない限り変化は起こらないものです。
相手をコントロールするならば、こちらの精神的負荷は最大値。
それほど脳をフル回転させてまで、自分の言うことを聞かせたい相手なんていませんし非効率的です。
そんな、まわりくどくて面倒な事をやろうとするなら、自分でやった方が早い。
そう考えると未来というものは、ある程度の範囲は決定されているものなのかもしれないなと思います。
見える事を羨ましがられることも多々ありましたが、これは決して便利なことではありません。
現在の主治医ではないのですが、ひとつ前にかかっていた病院の主治医には「その、見えるアンテナの閉じ方を覚えないと死ぬよ」とよく言われておりました。
未だにその閉じ方はわからず、薬のODで強制的に脳を終了させる以外はやりようがなく、私は未だにピエロですし、ただただ、生きづらいばかりです。
─Heinz