おりんの一人カラオケ

私は一人カラオケが好きだ。

基本的に音楽が好きだし、ストレス発散にもなる。
一人でフリータイムを満喫することも珍しくない。
しかし、最近は歳のせいか2時間もすると疲れてしまうのが悲しい。
もう少し体力をつけて、またフリータイムを満喫できるようになりたい。

歌う曲はバラエティに富んでいる。
西田佐知子さんの「アカシアの雨がやむとき」から細川たかしさんの「北酒場」、サザンオールスターズさんの「TSUNAMI」、米津玄師さんの「Lemon」、King&Princeの「HEART」まで、ジャンルも年代も極めて幅広い。
曲を選曲するときは、基本的に各年代のランキング上位の曲や各年代の好きな曲をチョイスしていく。
西田佐知子さんや越路吹雪さん、尾崎紀世彦さんの歌は、生まれる前の曲だが好きだ。
森進一さんや細川たかしさんの曲は、演歌であるが好きだ。
昔の曲や演歌を好きになったのには理由がある。
とある混声合唱団が歌っていたものを聴いたのだ。
いい楽曲はだれが歌っても素晴らしいものだということに気づいたのである。
最近力を入れて練習しているのはKing&Princeであるが、とにかく難しい。

しかし、上手いかと問われると、悲しいけれどもそうでもないと言わざるを得ない。
一時期、採点機能で練習していた時期もあったが、それだと採点にばかり気が向いてしまい、楽しく歌えないということに気づいた。
好きな曲を好きなように歌えるのが、一人カラオケの醍醐味である。

90年代には音楽が大量生産される時期があった。
それはそれで活気があって良かったかもしれないが、音楽好きの私は、音楽が大量消費されているようで悲しかった。
一つの作品を、何年も何年も大切に歌い継ぐ人がいてもいいのではないかと思っている。

一人カラオケの魅力は、時間を気にせず、好きな年代、好きなジャンルの音楽を好きなように歌えることだ。
一人で行動するのは少しハードルが高いかもしれないが、一度やってみると慣れるものである。
好きな音楽を、自分の好きなように好きなだけ歌えると、音楽がますます好きになる。
音楽好きの方は、ぜひぜひ試してみてほしい。

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おりん

好きなことは、一人カラオケと、CAFEでまったりしながら文章を考えることです。月に一回は映画を観たいと思いつつ、のんびり生きています。

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