早いもので、気が付いたらmanabyさんに通所するようになってから一年が経ちました。
振り返ってみると、通う前と通っている今では心持ちが違うように思う。
通う前は何かをするのも億劫で、でも動かなきゃならないという焦りの気持ちや、周りからのプレッシャーで不安になるわで八方塞がりというか、四面楚歌というか・・・。
日々何もできない自分への苛立ちや焦り、不安といったものが常に湧いてくるような状態でした。
じゃあ今そういう気持ちが全く無いのかと聞かれたらそうではなく。そういうものはあるものの、それに囚われ続けるわけではなく、今できること、しなければならないことに前よりは目が向けられるようになった。
そんな感じではないかと思います。
通所して任せていただける仕事に取り組むという行為は、私にとっては気持ちを切り替える訓練にもなったし、
何より信頼して仕事を割り振ってくれていると思うので自信もつきました。
そういう日々の積み重ねや、スタッフ皆さんの細やかな心配りがとても嬉しく、また支えにもなっているからだと思います。
そんなことを言いつつも。
実は少し前まで急に気持ちが落ち込み、全て(主に両親相手ですが)にイライラして攻撃的になり、何か言われたら喧嘩腰の態度で。どうにも心が塞ぎ、何もしたくない、何につけても未来を考える要素にならず。むしろなぜ今自分はこんなに苦しいのか、寂しいのか、こうなってしまったのか。どうして自分という人間はこうなんだろうとか。
考えても仕方ないようなことばかり、過去にばかり目が向き全く前を見られないようになっていました。
でも今、私は通所できています。
動けなかったけど、動いています。
前なら浮上するのにもっと時間がかかったでしょう。
今は昔より早くその思考の沼から這い出ることができるようになったようです。
でもそれは一人でそうなった訳ではありません。
友人やスタッフ皆さんの言葉や気持ち、お世話になっている先生のアドバイス。
そういったものがあるからこそ、今どうにかこうにかでも立てている。
動けている。
一人ではできなかったことです。
みんながいてくれているからこそ行きつ戻りつでも動けている。
それがこの一年を振り返ってみた私が思うことです。
