とっとこうりちゃん日記

今でもお迎えしてから一度も体調を崩すことのない、元気なうりちゃんです。

近頃は換毛による抜け毛があり、うりちゃん家の隅には毛玉がたくさん溜まってきています。先代のネザーランドドワーフと違い短毛なので、ごっそり抜けているという実感はなく、ただ変な角度の眉毛（抜けた部分）が生成されていくのみです。しかも片側だけなので、一方から見るといつものうりちゃん、こちらから見るとびっくりしているうりちゃんと、二面相しています。

元々ではありますが、近頃はより散歩が好きみたいで、ケージを開けて部屋んぽ（うさぎ飼い用語：部屋での散歩）するのは夜と決まっているのに、たまに昼間に部屋んぽをさせているばかりに、今日も散歩させろと催促してきます。毎日です。ケージをがりがり噛んで、うぉぉおい！！と飼い主を呼んでいる気さえします。うりちゃんに声帯があったら、毎日騒がしかっただろうな…と容易に想像できます。
そしていざ夜に部屋んぽすると、飛び跳ねて喜びます。ですが人がいないとつまらないのか、私が何か作業をしていたりすると様子を見に来ます。フローリングで滑りながら足元までやってきます。私が追いかけてうりちゃんが逃げるという遊びをいつもやっているので、その催促かな～と思っているのですが、うさぎのくせに追われるのが好きというのはなぜなんだろうと不思議に思っています。私が歩いて追いかけると絶妙な距離をとって離れていくのに、走って追いかけると急に全速力で逃げます。部屋の角までいくと（アスリートなので）壁を蹴って戻ってきます。結果私の前にいます。鳴かない分様子をみて感情を測るしかないのですが、多分楽しんでいます。

テンションの波が落ち着いてきたころ、そろそろ帰ってほしいときの帰宅方法は大体二通りあり、自主帰宅と強制帰宅です。
きゃべつ（スーパーで捨ててある外側部分のみ）が大好きなので、部屋に入れると勝手に帰るのですが、お腹が空いていないときは無視されます。かといって捕まえようとしてもうさぎの足の速さには勝てません。遊びで追われているのか、帰らされるのか、うりちゃんには解ってしまいます。
そこでうりちゃんの習性を利用するのです。そう、人がいなくなるのは寂しいというところです。
私が部屋を出ようとドアを少し開けると、えっ、なんで行っちゃうの！？と言わんばかりについて来ようとします。敷居を跨いだあたりだと踵を返すのが難しいので、即座に捕まえます。ちなみにこの技ができるのは家族で私だけです。この光景を見ていた家族からはハンターと呼ばれます。恐らく、そのうち学習してついてこなくなると思います。

現場からは以上です。うりちゃんは今日も元気です！