今回は私の話ではなく妹の話だ。
通勤時、電車を待っていると必ず妹の前にくる青年がいる。ハミングしながら。
妹は通称『ハミング野郎』と言っている。野郎は流石に表現としていかがなものかと思うので『ハミング青年』にしよう。
で、そのハミング青年と妹は行きも帰りも同じ電車で会う。車両を変えても会う。
彼のハミングは流行りの曲ではなく彼のオリジナル曲だ。機嫌がいいのかハミングするリズムは弾んでいる。
妹の耳元で。
他の乗客の方々は注意しないのでいつものことなんだろう。
いや、いつものことのようになったのかもしれない。
ハミングすること以外彼は目立った行動をするわけではないのでハミングが目立つ。
今日も妹の隣でハミングするのだろう。
もう一つ妹の話。待ち合わせの時の話だ。パンクな格好をしながら歌うおじさまがいた。
パンクというかアクセサリーをジャラジャラつけていて…まあ目立つ。
格好だけでも目立つのに、周りに聞こえるくらい大きな声で歌う。
いや、聞いて欲しいのか?彼もまたオリジナル曲だ。
何故か妹の前では音楽活動(?)をしている感じの人が多い。
ちなみに妹は普通の会社員だ。音楽活動はしていない。
人の癖や人間観察は楽しい。私にも何か癖はあるはずだし、誰かにとって私は曲者かもしれない。
私、本人は至って何もわからない。
ん?いやいや。わかりたくもない。
