さくらももこさんに憧れている。彼女の描く漫画・イラストや彼女の書くエッセイはどれも面白い。お腹を抱えて笑いたくなるくらいに面白い。私もこんな風に人を楽しませる文章を書けたらどんなにいいだろう。私も人を笑顔にする文章を書きたい。
様々な面白い物語や文章を紡ぐ、さくらももこさんという人はどんな感じの人なんだろう。とても気になる。
しかし、残念ながらさくらももこさんは2018年8月に亡くなってしまった。だから、何がどうあってもさくらももこさんと関われるチャンスは得られない。
私は、今非常に後悔していることがある。それは、どうしてさくらももこさんがご存命の間に、ファンレターを書かなかったのかということだ。心を込めてお手紙を書いたら、もしかしたら1000億分の1の確率でも私の書いた文章を彼女に読んでもらえる機会があったかもしれないのに。
最近、東北歴史博物館でさくらももこ展がスタートした。さっそく私は母と一緒に行き、展示をじっくりと見た。ほどほどの混み具合だったので、展示物をよく鑑賞することができたと思う。
私は「ちびまる子ちゃん」の大ファンだし、エッセイも色々読んでいるから、展示物を見るたび「あっ、これはあの話のときの原画だ!」とか「このエッセイ、読んだ読んだ!」とはしゃぐことができた。また、息子さんとのエピソードも色々紹介されていて、「母」としてのさくらももこさんの姿も少しだけ垣間見ることができたように思う。
ちなみに「コジコジ」はあまり読んだことがなかったけれど、「おお…!結構いいな」と原画を見て思い、漫画もこの機会に全巻買った。今読んでいる最中だ。
展示の中には、さくらももこの肉声を聴けるところもあって、「へえ~こんな感じに話していたのかあ」と感動した。
物産展では「よし、いっぱい買ってやろう」と私は目を光らせ、ウロウロとさまよう旅人と化した。
展示にあったカラーのイラストが載っている分厚い冊子は値段が高いこともあって、最初は購入しようかどうかためらった。しかし実在の「たまちゃん」の言葉も載っていることが判明して、すぐさま購入を決定。
あとは、缶バッチやシークレットのアクリルスタンド2個、コジコジの漫画全巻、コジコジのスーパーボールなどを買い、大満足であった。今までさまざまな展示会に足を運んだが、これほど楽しく充実したものはなかったと思う。
母親もまる子とコジコジの絵本や「神のちからっ子新聞」の上巻などを購入していた。物産展の品物はどれも比較的高かったけれど、みんな「かわいい~」と言って色々購入していたように見える。物産展のスタッフさんが忙しそうに商品を補充する様子が時折視界の端に映った。
さくらももこ展の会場から出ると、すぐに車で移動した。そして、別の場所にあるカフェへ行き、母と戦利品を見せ合った。母親の買った絵本は、絵がかわいくて話もマイルドで読みやすかった。
ちなみに私の買ったシークレットのアクリルスタンドは2個とも花輪くんだったため、1つを母親に譲った。10種類あるものだったため、結構な確率で巡ってきたなあと思う。私は花輪くんと縁があるのだろうか。
買うのを一度ためらった分厚い冊子は、今回一番買って良かったものと感じる。「ちびまる子ちゃん」の単行本の中でお話の前に扉絵があるのだが、ほとんど全部が基本的にモノクロだ。だけど、その冊子だとカラーでそのイラストが見れる。色がついているとイラストの可愛らしさが増す。それも見ごたえがあった。分厚いがスイスイ読めてしまった。この1品はおすすめである。
さくらももこ展は、じっくり文章を読むのが好きな人に向いているかもしれない。基本的に原画やエッセイの原稿がたくさん展示してあるため、静かにゆったり文字を追える人ならば没頭することができると思う。
さくらももこさんの作品が好きな人にはぜひぜひ行ってみてほしい。
終わり
