雲の隙間から差す光
雲があるからこそ見える
美しさ
力強い光を放ち、沈み行こうとしている夕方の空
約8か月間、身を置いた雪の多い町にて。
2月下旬、庭の雪掻きの雪だまりが溶け、
そこに芽を出し花を咲かせた福寿草
重く冷たい雪の下で、力強く生きていた花たち
夕日を浴びて輝きながら風に揺れるススキ
山中の散歩で見つけた山野草、
キクザキイチゲの花
優しい色合いが美しい。
「みてー!にじだよー!!」
娘が見つけた虹。
精神疾患の再発により、他者も自分も傷付けて、様々なものを失いました。
それでも、癒しや、また生きていく力をくれたのは、空と花、自然の美しさ、そして、見守っていてくれる人の暖かさでした。
上を見れば空があります。
幻想的で、時には芸術的な空。
曇り空、晴れ空、心の中を映し出すような空。
優しく見守ってくれているような月のある夜空は、落ち着きを。
雨上がりの虹や、雲の隙間から零れる光の光景は、希望を感じさせられました。
季節とともに様々な花が咲きます。
寒さに負けずに咲く花、真夏の太陽に向かって力強く咲く花、踏まれても変わらず咲く花。
優しくひっそりと咲く花。
どんな花も、それぞれが美しさと強さを持っているように感じました。
心身の回復とともに、それらを写真に撮る楽しみを持ちました。
自分を大切に生きていくことができ始めたら、自然と、周りの人への愛情も増している今日この頃です。