新しいカテゴリ記事として、今回からは「映画・ドラマ」をテーマに、
筆者がいままでに見てきた作品の中から選んで記事にしていきます。
※リクエストではありません。ご了承くださいませ。
読者のみなさん、こんにちは。筆者のMJDeです。
本記事をご覧頂き、ありがとうございます!
タイトルにもある通り、映画・ドラマカテゴリ第1回目となる今回は、
『劇場版 グランメゾン・パリ』を観に行った感想を
お届けしたいと思います。
※【注意】作品のネタバレを含みますので、ご注意ください。
※【注意】作品中の登場人物の名称は敬称略とします。
例:尾花夏樹→尾花、早見倫子→倫子
さいしょに
本記事では、前提としてご紹介しておきたい筆者のことについて、
いくつか触れておきましょう。
・グランメゾンシリーズは、本作の劇場版の前に日曜劇場枠として、連続
ドラマ版「グランメゾン・東京」が放送されており、筆者も視聴して
いたので、パリに至るまでの物語の背景は概ね知っています。
もし機会があれば連続ドラマ版も執筆するかもしれません。
・劇場公開開始から執筆、本記事が反映されるまでに色々なところを
通ってタイムラグがありますが、ご容赦ください。
本作品のあらすじと物語の全容
映画の始まりは、グランメゾン・パリのお店に電話がかかってきて、ミシュラン
ガイドから☆の数の獲得結果を受けるシーンから始まります。
このシーンは実際には音声のみで、映像自体はパリの街並みが一望できる建物の
屋上で、グランメゾン・パリのシェフである尾花が座っているシーンです。
ここで、グランメゾン・パリのホール責任者である京野が
(料理以外の店内の管理やスタッフの管理を行う担当)
尾花の元に登場し、「☆を守った」と伝える。
守ったという表現から、伝えづらそうな「☆2つ」であることが垣間見えます。
本来ならば、☆2つでもとても素晴らしいことなのですが、尾花はため息を
溢す表情を見せます。それもそのはず、尾花が目指す拘りはただひとつ、
☆3つだけなのです。
そして、本作品はガラディナーと呼ばれるフランス料理界の重鎮をお招きした
食事会が開催されるところから物語が進んでいきます。
ガラディナーの厨房に戻った尾花だが、料理に使うための届いた肉の品質に
落胆といらだちを覚える。
尾花は肉を交換してもらう為、その場で厨房を抜け出し急いで市場に向かうも、
軽くあしらわれてしまい、交換してもらえなかった。(※注目ポイント!)
その頃、ガラディナーではお店に世界的に有名なフードインフルエンサーである
リンダが到着する。(※実はリンダは尾花の元彼女でもあった)
リンダが店内に入ると、三ツ星シェフのパスカルと会話を共にしながら
指定の席に着席する。(※注目ポイント!)
ガラディナーが始まり、その日のコースメニューに沿って料理が次々と
来賓席に提供されていくが・・・厨房では、提供した料理が
戻ってくるのを見て、暗い落胆した表情が垣間見える。
するとそこに、自宅で料理の試行錯誤をしていたパティシエ(デザート担当)の
ユアンが厨房に戻り、ユアンが持ってきたデザートを来賓席に提供しようとした
ところで、尾花にコース料理に合わなくなる(当初のメニューと違う)と言われ
るが、時間もないため、納得はしていない様子だがそのまま出すことに。
そして、ガラディナーで全てのコース料理が提供された後、帰り際にリンダは
京野に「素材の仕入れに苦労しているみたいね」と出てきた料理のことを心配
しつつ、評価については「感じたことを、ありのまま書かせてもらうわ」と
伝え店を去ってゆく。(※注目ポイント!)
そして、リンダと会話をしていたパスカルは帰り際に、
「どれか一つを選べと言われたら、デザートかな」と
デザートは美味しかったことを伝え店を去っていく。
来賓が車寄せで帰宅する中、尾花は来賓のうちの一人、師匠でもあるルイを
追いかけ、謝罪の一言を伝える。
その言葉を聞いたルイは、「私はお前に何を教えたんだろうな」と
落胆の言葉を問いかける。(※注目ポイント!)
そしてタイトルコールと共に、ミシュランの歴史的人物である「オーギュスト・
エスコフィエ」は歴史に残した書籍冒頭にて、これから先のフランス料理は、
様々な人々の解釈によってまた新しい料理が生まれる。と記しています。
タイトルコールの後、次はシーンが変わって半年後になっています。
地下鉄からバスに乗るシーンがあるのですが、パリのリアルな生活圏が見えて
さながら海外旅行に行った気分に浸れます。
バス車内で、尾花と共にシェフを務める相沢は、同じく尾花の店で見習いとして
厨房に立つ小暮との会話で、本場パリで異邦人である日本人が三ツ星を目指す
ことは、料理の基礎である素材の仕入れから既に難関である、と語ります。
(※注目ポイント!)
そんな中、京野から電話で尾花の元にルイから呼び出しが
かかっていることを聞き、パスカルの店に赴くことに。
パスカルのお店の2Fに続く螺旋階段には、ブランカン一家として代々三ツ星を
守ってきた表彰状が29年間飾られており、圧巻の空間が広がっている。
ルイとの食事会が始まると、呼び出した理由について、ルイが尾花に貸している
お店(グランメゾン・パリ)を次の借り手に引き渡さなければならない状況に
なったと説明。ガラディナーでの散々な結果が仇となっているようだ。
そこで尾花は、次で☆3つを取れなかったら店から立ち退く宣言を約束する。
次の借主もその覚悟を聞けば、延期に納得するだろうとのこと。
そして、尾花達は食事会を終えグランメゾン・パリに戻り、店の立ち退き事実を
スタッフに伝えているとき、尾花はユアンの背後に怪しげな人物が店の窓から
待ち伏せしている瞬間を目撃する。
その夜、尾花はユアンが事件に巻き込まれているところを助け、ユアンを
自宅まで送り届けると、自宅の中にある様々な素材で様々なデザートを
試行錯誤しているレシピと情熱と熱心を実際にこの眼で見たところで
驚きと感銘を受ける。同時に、尾花はユアンと同じ境遇を歩んで
きていたことも知る。(※注目ポイント!)
数日後、店の明け渡し前になんとしても存続させるため、
コースメニューをもう一度ブラッシュアップすべく、
まずは素材の仕入れ先をもう一度訪れ直すことに。
すると、メインである肉については、良質な肉を卸してもらえるところまで
漕ぎつけた。
以前から求めていたキャビアについては、実際にキャビア店に赴き、自ら
持ち込んだ素材と一緒にアレンジして食べてもらうことで、満足はして
もらえたが、建前上卸してもらうことは出来なかった。
仕入れ先とお店を行き来する日々が続き、とある夜。ユアンの周りで
事件が起こってしまう。
店まで暴動の様な形で押しかけられてしまい、ユアンの自宅も火災に
より爆発してしまう事態に。
火災は隣の高級チーズ店にまで延焼してしまい、お店側は賠償として
店のチーズを全て買い取ることに。(※注目ポイント!)
また、京野は尾花に良質な肉が卸してもらえるようになったのは倫子
(尾花と共にグランメゾン・東京で三ツ星を獲得したシェフ)の
努力のおかげであることを伝える。(※注目ポイント!)
その後尾花は、小暮に対して「俺に足りないものは何か」という問いかけをし、
「まずはスタッフと食事をするところから始めるのはどうか」と提案する。
尾花はその後、スタッフと共に新しいメニューについて意見を出し合うことに。
お店に勤めるスタッフは多国籍に渡り、それぞれの国の文化と伝統を
改めてメニューに融合する方針でまとまった。(※注目ポイント!)
日本にあるグランメゾン・東京もゲスト出演し、日本ならではの
素材や調味料をメニューに取り入れるために東京店からも
卸してもらうことになった。
各国の厳選された素材が次第に揃っていく中、ユアン宅の火災暴動事件の延焼
事故が原因とはいえ、高級チーズ店のチーズを全て買い取った噂が広がって、
その誠意が実を結び、現地の魚介類を卸してもらえることになった時に、
キャビアも間接的に1缶分だけゆずってもらえることになり、完成した
コース料理次第で定期的に卸してもらえるようになるところまで
漕ぎつくようにまでなった。(※注目ポイント!)
こうして、当初の難関であった”各国の最高の素材”を仕入れるところまで
辿り着いた尾花のチームは、ガラディナーで果たせなかった素材と技術と
奇抜なアイディアの三重奏で勝負をすることが出来るようになった。
そして、いよいよ迎えた立ち退き前の最後のディナー会で、尾花達は遂に
リンダ、ルイ、パスカル達の舌を納得させ、その場に居合わせた
ミシュラン審査員をも満足させることに成功する。
時は経ち、ミシュランの発表会場のシーンに移る。
☆3つ獲得として名前を呼ばれた尾花のチームは、代表として尾花がフランス
料理、料理人、ホールスタッフ、素材の卸・生産者と全ての人々に感謝の
スピーチを届けるシーンにて幕を閉じる。
本作から伝わるメッセージ
本記事内にいくつか(※注目ポイント!)と記載しましたが、フランス料理の
本場パリ(日本にとっては外国)にあたる異邦人が、日本の三ツ星の先、
世界の本場で☆3つを取ることは極めて難しく、その苦難の物語を
リアルに演じているのがとても伝わってきました。
言葉の壁、現地の人々との交流、信頼を得ることの難しさ。
信頼を得るために動いてくれた倫子シェフや、ユアンも
尾花と同じ異邦人であるが故の挫折を経験したことも
劇中で語られており、それぞれの背景がとても濃く
演じられていたと思います。
まとめ
今回の記事では、『劇場版 グランメゾン・パリ』を観に行った感想について、
映画・ドラマカテゴリ第1回目としてお届けしました。
1話完結として記事を執筆することの難しさを痛感し、駆け足となって
しまいましたが、次回の記事も、映画・ドラマジャンルとして
記事をお届けする予定です。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
