学校では教科書・参考書が「教科書」だったが、
学校を出たら、目に入るもの・体感したもの・経験したものすべてが「教科書」だ。
社会人になったらなにもない？
本当に？
そんなことはないよ。
ふつうに見える何気ない毎日も学ぶ姿勢・視点を持つことですべてが「教科書」になる
一時限目 ゲーム
ソシャゲもただのゲーム。
なにも学べるものはないと思ってしまえばそこで終わってしまうが、
そのソシャゲだって、学べるものはたくさんある。
最初に言っておくと、私は無課金勢だ。
というより、課金できるお金がない
SSRの推しキャラすべてをガチャで必ず出そうと思うと課金しなければいけない。
でも私の手元に課金できるお金はない。
課金すれば簡単かもしれない。
けど、それだけになってしまうと、課金から抜け出せなくなる。
だったら、ない中で、どうやって
ほしいSSRキャラの中から優先順位をつけたり、出なかった時どうメンタルを保ったらいいかを学んだ方がよっぽど早いと思うのだ。
これを身に付けられれば、
課金しなくても、SSRキャラが出なくても、メンタルを保つことが出来るし、楽しくソシャゲできる上、
課金ループから抜け出せると思うのだ。
そしてそれだけじゃない。
ゲームに夢中になってしまえば、お金も、ゲームも、メンタルも、体力も、時間も、すべてゲームにつぎ込んでしまう。
そのせいでそもそも生活の基盤で大切な仕事のために朝起きるということができなくなってしまう。
生活費や自分が楽しく趣味で心を満たすために使うお金もなくなる。
家事や他のことが出来たはずの時間までなくなる。
だから、ゲームとの距離感も学ぶキッカケになる。
レベル上げをしている間に皿洗いを済ませちゃうとか、
1万も2万も課金して推しが出ないくらいなら、
（私がSSRがほしかった理由はSSRがパワーアップした時の新しい絵が見たかったから※伝われ）
2万払って今までほしかったSSRからキャラとしてはそこまでほしくはなかったけど、
パワーアップの絵が見たいからほしかったものまでぎゅっと詰まった画集を買った方がいい。
そしてソシャゲで心が荒れそうになった時は、我に立ち返って
「そもそもこのソシャゲを始めたのはなぜ？」と自分の心に聞き、
「楽しかったから」
「新しい絵が出た時、ストーリー進んだ時etc…楽しかった、嬉しかったから」
と原点の気持ちを思い出し
今ソシャゲをやってて苦しかったら、一旦ソシャゲをそこに置いておく。
そして別の本当になんにも関係ないことをやる。
すると、今までキャラのレベル上げとかイベント限定の諸々をどう効率よく得るか
「あ～もっとこうすれば、もっと効率よくできたのにぃ～」
というソシャゲの呪縛中心の生活で疲れ切った心が吹っ飛んだ！
不思議と、ソシャゲのレベル上げにもストーリー進めにも
なんにも効果のない、関係ないことを、生産性のないことをしているのに
すごく楽しくて、今までにないくらい楽だったのだ。
「ゲームで身に着けたメンタルスキルだから、ゲームでしか使えないんじゃない？」
と思うかもしれないが、これが仕事やプライベートでも役に立つかもしれない。
私が印象に残っているあるセリフがある。
なにかのアニメだったか、ドラマだったか。
生徒「だって、そんなの教科書には書いてないじゃないですか」
先生「そうだね。こんなことは教科書には書いていない。でも、君は一生教科書からしか学ばずに生きていくのかい？」
このセリフの中にはそのセリフの通りのメッセージと
「教科書がなくなったら、君はもうなにからも学ぶことはできないのかい？」
という二つの意味がある
二時限目 恋愛
前半でソシャゲについて熱く語ってしまったが、もちろんソシャゲだけじゃない。
恋愛だってそう。
恋愛なんて、私の中でもっとも人生のたくさんのことを教えてもらった科目だ。
1人目で
恋愛とは？お付き合いするとは？初彼とは？を学ぶことができ、自分はどんな人と一生を歩んでいきたいのかを振り返るキッカケにもなった。
そして一言で言うなら「執着をするな」を学んだかな。(笑)
2人目で
最初より理想の人に近づき、
でも「あ～マジでこんなに自分の夢ややりたい事しか考えない人がいるんだなぁ」
「恋愛が人対人だということもわかっていないク〇男もいるんだな」ということを学んだ。
そして、中学でいじめられている私を救ってくれたヒーローだった彼は
（もちろん友達としてはいい人だけど）
化けの皮を被っていたっていうこと。
ヒーローと結婚するのは少女漫画のお話に過ぎないと。
（あくまでこれは私なりの解釈ね）
（※もちろん、必ずそうというわけではない。初恋相手と結婚している人もいるし、少女漫画のような恋愛も存在すると思う）
”自分のことしか考えていない”そんな人だったけど、
どこかの恋愛ブログで読んだが「相手は自分の写し鏡」らしい
だから当時相手に呆れる反面、「あ～これ私やわぁ～（頭抱える）」と思った自分もいた。
そして3人目からは
出会う人のレベルがグンッと上がった
3人目は
誰だって名前を知っている高級車を乗り回している人だった
洋服だってアメカジの一着２万３万するような服を着ていた
２万３万って、私からしたらロリィタが買えちゃう値段だよ(笑)
その人は1人目2人目とは段違いに人間性がいい人間レベルの高い人だった
私の中では一番理想に近い人だった。
しかし、だんだん付き合っていくと、
「もっとメイクしたらかわいくなれる」
「もっとオシャレしたらかわいくなれる」
「（向かい側の人を見て）俺はああいうオシャレが好きだな」と言うようになった。
アドバイスとして言ってくれるなら全然いい。
でも毎度毎度言われるたび思うようになった
「今の私は？」
問いただしてみると、その人は”私自身”を好きなわけではなく、”もっとかわいくなった私、もっとオシャレになった私”が好きだったんだなとわかった。
（そう私は解釈した。）
”今のままの自分を愛してくれていなかった”
そういうことで私はその人と別れてしまったけど
でもその人からは、自分磨きの大切さを学び、本格的にメイクやオシャレをするキッカケをもらった。
そしてすべての集大成になって、今の私がいる。
無駄なことなんて、何一つない
彼らを散々言ってきたけど、
私だってそりゃあもう、散々な女だった。
当時の私は彼氏が好きなんじゃなくて、「私の思い通りにしてくれる人が好き」だった。
当時の私はこんな感じ。
「私の思い通りにして～～～！！私の言うこと聞いて～～！！アドバイスなんていらない～～～！！アドバイスなんていらないから私の話だけ聞いて～～～！！私の思い通りにしない人はいらない～～！！」
😲
そう、びっくりしたでしょ？でもこれが当時の私のデフォルト。
これほんと。
彼だけではなく
このデフォルトで今まで散々支援者さんを振り回してきた。
だから、同じような彼が現れても当然。
1+1＝2くらい当然。
相手がク〇だなと思ったら、
自分もク〇な人を引き寄せるようなレベルってこと。
当時の私は「思い通りにして～」とか言いつつ、
実は今のように周りに接して、振り回していることが間違っているんじゃないかって薄々気づいてはいた。
でも、自分が間違ってることを認めたくなかった。
なぜかっていうと、
自分が間違っていることを認める＝自分が変わらないといけなかったから。
でもこの2人目を卒業した後で
あるキッカケで自分の間違い・弱さを認め
そこからプリキュアの変身のごとく成長して生まれ変わった。
だからこそ3人目からは
出会う人のレベルがグンッと上がった
だから私は歴代の彼らのことを一切嫌っていない。憎んでも妬んでもいない
むしろ感謝している。
彼らのおかげで今があるのだから。
本当に、ありがとう
