気づいたら私は、7年間もグループホームの夕飯を
「おいしいおいしい」
と言いながら食べていた。

うちのグループホームの夕飯は
調理さん担当の職員さんがいつも作ってくださっている
そのご飯がまるでお母さんの手料理のようで、
決してお惣菜弁当をただ温めたようなものではないのだ。
家庭のぬくもりを感じる料理なのだ
私はその夕飯をお母さんのご飯同様に思っている
私にとってお母さんの手料理は何よりのご馳走。
だって私にとってお母さんの手料理は、今どれだけ天に願っても食べられないものだから。
私には何に変えたって代わりはない、世界一大切な宝物だから

そんな私に嬉しい報告がある
最近ひょんな理由から料理をするようになって
友達の影響で釣りをするようになり、そしてたまたま近所で料理教室をやっていたこともあり、
だんだん自分で料理をするようになった
お母さんの手料理と今まで言ってきたけど、お母さんは最後らへんは病気であまり体を動かせなかった&おばあちゃんからそんなに料理を習ったことがなかったので
料理の仕方を知らなかったこともあり、料理の半分はスーパーのお惣菜だった。
それでもいいんだ。私にとってはお母さんの手料理なのだから。
今やそのお母さんの実力を上回る腕前になってしまった🤭
こうやってそのうち、お母さんの年齢も越えていくのかな
