インターネット上の創作物発表歴は25年程度ですが、実は同人誌を頒布目的で作ったことは2回しかないです。創作活動25年で2冊とは…
初めて作った本は「誰もこの題材で作らないから自分が作ろう」という前提で作った記憶があります。
装丁はコピーでしたが、今考えればセブンイレブンの小冊子印刷が既に開始した頃だったので中綴じにすればよかったな〜と数年後に激しく後悔することになりました。当時の悪あがきは世界堂で買った製本テープをホチキス箇所に貼ることでした(そうすれば一緒にしまった本は痛みません)
一応イベントには出しましたが、頒布した数の大半は当時のSNSフォロワーに行きわたりました。需要がおそらくなかったため、スペースには知らない方が誰も来ませんでした(´・ω・`)
出して10年近く経ちますが、果たして今でも私が作ったこの本を持ち続けている方はいるかと思わずにはいられません。
一応イベントに出すことを目的に作った本だったため、スケジュールを軽く組みました。イベントが5月だと記憶しており、原稿に取り掛かったのは年始頃だったかと思われます。それでも本文10ページに満たないくらいの本でした…小心者で、ハードルを下げまくっていたわけです。それ以降も20ページ以上の本を作ろうと試みたことはないです。しかしこれはイベントに間に合わせることが目的だし趣味なのでいいんです!と開き直ることにしてます。直近で作った本も自己満足に近いです。
それでも分厚い本を作る方は本当にすごいと思います。毎日コツコツ行っているのだろうと…
ここ数年は個人用に作ることが多かったです。セブンイレブンの小冊子印刷を覚えたため、USBメモリにデータを入れて印刷し、中綴じホチキスで綴じれば完成というかなりお手軽な手順でできたりします。アナログでまとめておきたい作品はこの手法を取っていました。
私が同人誌制作に興味を持ち始めたのが10年くらい前ですが、その頃と比べても制作のハードルがかなり下がっていることは実感します。コンビニコピーの性能アップやオンラインイベント…。しかし30年以上前から活動している方にとっては10年前の技術でも進歩したと思った方もいるそうなので、テクノロジーの進化は本当にすごいものです。
現在はスマートフォンで作ろうと思えば作れるそうです。テキストのみの本であればかなり楽勝という話も聞きます。(私が創作するのは絵や漫画がメインなのでそこまではちょっと難しいかもしれませんが…イラスト本ならなんとかなりそうかもしれない?)
仕事をやめる前にサークル参加を申し込んだイベントにもうすぐ参加します(2024年10月末開催)
売上は期待せずに古い知り合いに会ったり、欲しい本が見つかればいいという軽い気持ちで行くつもりですが、イベント自体とても久々であるため、どういう方がどういうスペースでどんな本を売るのかが少し楽しみだったりします。