書評を書いたり読んだりする時の話

2024年6月に読書メーターに登録して以来、読書感想文を書くことが増えた。
それとは別にNotionという高機能メモアプリを使用し、読書メーターに入りきらない内容をストックしている。最近は趣味で運営しているサイトのブログにも転載するようになった。

感想を書く前提で本を読むと内容が頭に残りやすく、アウトプットも行うため忘れた頃に内容を確認することもできるため、なんだかんだで半年近く続けている。
Notionに保存してある感想文の一覧を見るとよくぞここまで書いたなと思う。読書メーターだけで済ませたものを含めれば150冊を超えていたことを先ほど確認し、一時期の図書館通いが功を奏したんだろうな…と思わずにはいられない。
特にそれで儲けようとは考えていないが、私が読んだ時の感情を感じ取ってくれる方がいれば幸いだと思う。

読書感想文を書いていて自分でもすごいな、と思ったことが先日あった。とあるオタク文化を題材にした小説を読んでブログに載せようと思ったが、該当するオタク文化がブログでアクセス制限をしている方の逆鱗に触れる可能性があったわけである。IPを変えてその方が読んでいる可能性もあるため、少し考えて小説を通読していないと分からないようなパスワードを設定し公開した。つまり、今回の感想文を読む方がいない可能性が高い…ということであるが、それでも私は感想を形にできたこと自体に満足した。

読書感想文を載せたブログ、敬意を払って呼ぶ場合であれば書評ブログを読むことがある。私が好きなタイプの書評ブログは「映像化されていない作品のファンアート」を載せているブログである。内容をよく読み込んでいると感心すると共に、ビジュアルがない・少ない作品からファンアートを作り出すことは結構大変ではないかと尊敬してしまう。
私も今行っているアニメの二次創作に一区切りがついたらやってみたいな…と思わされるくらいのブログに最近出会い定期的に購読しているわけだけど、本当に本が好きなんだなということが伝わってくる素晴らしいブログだと思っている。

書評といえば本来の意味の話題を出す場合、図書館に置いてあるような書評本を時々手に取ることがある。ヤングアダルトコーナーに置いてあるような種類の本である。
自分は本を開いて、自分が気になっている本の書評がないか確かめる。あった場合は書評の作者がどう感じたか読んでみる。どこがおすすめか…と確認することがどうしようもなく楽しく、実際に書評の対象になった本を読んでみるとそうだったんだ!と納得することも多々ある。
最近読んで面白かった「本屋さんのダイアナ/柚木麻子」は、上記のうちの一冊に「赤毛のアン好きにおすすめ」と書かれていたから読んだが、確かに物凄い「赤毛のアン」である。

上記のように何らかの作品に影響されており、それをうまく昇華できている作品の場合は情報があると非常に助かるわけだ。

こうして考えると、私は「読書が好きな人」の評判を重視して読む本を探しているようだ。その影響か、ロングセラーを読むことが多いように思える。本、特に小説はロングセラーというネームバリューが広い界隈に及ぶということもあって、一般教養のような感じで手に取りやすいと私は考えている。映像作品があまり得意でないこともあるが、オタクでない人に話を振りやすいこともメリットだな…とつくづく思う。

それでも、日々読んだ本の感想をネット上に放流しているということはオタク気質だろうな…という自覚はある。

上記の画像は(アニメの感想文も含んでいるが)Notionの感想カテゴリーのスクリーンショット。

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bio

お絵描きと個人サイトいじり大好き。インターネット老人会会員。読書好きでちょこっとアニメを観たりします。

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