当記事を書いた2024/11/15に、とあるSNSに新規約が適用されました。
“11月15日、SNSプラットフォーム「X」(旧Twitter)が規約を改定し、ユーザーの投稿内容をAI学習に活用することを明確に規定しました。”
Quoted 11月15日からXが規約変更/ライフハッカー・ジャパン
上記規約の件でしばらくの間Xユーザーの間で議論が白熱していましたが、時期が近づくにつれ動く方も増えたなという印象を受けました。主に対処を行った方は創作物を公開している方という印象を受け、逆に公開していない方は上記規約にこだわりを持つことが少ないように思えました。
自分は上記規約以前に施行された被ブロック者に発言を見られるようになった仕様変更の方が痛手であり、既に他の媒体に移行を済ませています。(Xのアカウントは閲覧用のみとして、データがほぼ空っぽの状態で残しています)
なお、正確にはブロック仕様変更の告知と規約変更の告知がほぼ同時にされた形になります。ゆえに、私たちが余計に混乱したとも言えます。
※仕様変更は下記の通りです。
“つまり、ユーザーが今後はアカウントを「ブロック」した場合でも、相手は自分の投稿を見られるようになる。今後、Xで投稿を表示できるユーザーを制限する場合は、アカウントを「非公開」にする。”
Quoted X、ブロックの仕様をまもなく変更/Impress Watch
私は上記規約と仕様変更の発表時にはとても戸惑いましたが、今はネット文化発展のチャンスだな〜と思っております。
最大手のSNSというものは、ある程度の問題を起こしたとしてもユーザー人口が多いというだけで重宝されますが、逆に言えばユーザー人口の件がなければ他のSNSに分散する…ということです。
今回は創作者やブロック機能を重宝している方に限定されるであろう形であるものの、それでも一つのサービスに独占されていたSNSの界隈がいくらか分散するということは、個人サイト時代を知っている身としては安心感があります。
自分は現在個人サイトを軸とし、交流・情報収集用にいくつかの新興SNSを使っているという感じになります。よって、Xはほぼ見知らぬ方の発言から自分の必要な情報を探す目的のみ利用するという形になっています。
こういうトラブル…というか、代表者の変化によって、ユーザーのニーズとは違う方向にサービスが行くということは対抗サービスの管理者や社員にとっては大きなチャンスではないかと考えています。
従来のSNSに不満を持っていた方を受け入れる場所になるとも思っています。
企業運営であればビジネスの成功チャンス、個人運営であれば多くの人にとって心地いいであろうコミュニティを他者と共有でき幸福感が上がる…というメリットもあって、今後創作者の間以外でも新しいサービスが普及すればいいと考えます。(勿論、規模が大きくなると治安保持のために行う管理は大変になりますが…)
もっとも、自分の場合ニーズに反する仕様変更が行われた場合にSNS自体の空気が悪くなることが少ししんどいね!という話である気もします(笑)
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