manabyさんに通う前に私は以前の仕事がきっかけでうつを発症し、通院するもののなかなか思うように回復せず。
焦りや不安がもやもやと沸き起こる状態で日々を過ごしていました。
一日でも早く新しい仕事をしようと求職活動もしていましたが、面接でいい感じかも!と私が思っても相手方には何か決定打にかけていたのでしょう、次の勤務先は決まりませんでした。
焦ると良くないと思い、じっくり腰を据えて探すつもりでいたものの。親がそれを良しとせず「いつまでそうしてるんだ」というような事を毎日言ってくるのでどうしても焦り、このままではどうなるんだろうか、と不安が沸き立つばかりで。回復に向かうにはけしていい環境とは言えません。
(それでもどうにか意欲は完全になくなるといったところまではいかなかったので良かったですが・・・。)
そうこうしてるうちに、時間薬というのか、少しずづですが前より素直に自分の状態を捉えることができるようになっていました。
それまでは焦りや不安、何よりも「やらなければ」といった義務感からとにかく仕事に就くことしか考えられていなくて。実際に自分がそれをできるのかといった視点が圧倒的に欠けていたのですが。
それが徐々に「自分は本当にこれを実行できるのか?」「今の自分の状況は?心理的にどうなのか?」といった内面に目を向けられるようになり、今の自分にできること、できないことを素直に見ることができるようになっていました。
なので以前の勤務時間やそこに取り組む体力的な部分が今の自分では正直難しいこと、逆にどこまでなら可能なのかを見定めて確実にできることから始めようと思えたのです。
そんな時に街の発行している「とみぃず」でmanaby CREATORSさんの案内が目に飛び込んできて、すぐさま電話、体験を申し込み。体験後はすぐに通所を希望。今では週4で通所するところまで行動できました。
通所するようになってからはスタッフさんたちとのやり取りや作業をしていく中で、やっぱり来て良かったと改めて思いました。
今までは家の買い物や家族、もしくは自分の通院ぐらいしか外出することがなかったので、ほぼ決まった人や場所にしか行かず。ぼんやりと一日が始まり終わる、といった感じで一日の終わりにまた明日もこうなのかな、また何もできなかったなといった気持ちになってしまう状態でしたが。
今は「今日も一日頑張ったな、楽しかったな」「明日はこうしよう」といった前向きな気持ちで眠りにつきながら翌日を迎えることができるようになり、その変化がとても嬉しいです。
manabyさんでは自分の好きな文字を打ち込むこと、文章を書くことができるのも通所を頑張れる一つの要因だけれども。ここにいるスタッフの皆さんがいてくれることが何より心強いので毎日多少の睡眠不足があっても通えてるんだろうな、と思っています。(そう言いながら入力している今は体調不良で在宅なのですが (´・ω・`))
毎日朝の挨拶から始まるここでの時間は今の私にとってはとても大切な時間になっています。
何もできないと自分を責めていたところから、今までよく頑張ってきたよと、今できることから一つずつちゃんとやってるよと自分を褒めるようになっている今。
それもこれも今の自分を見て向き合ってくれているスタッフの皆さんの暖かい心遣いがあるからです。何気ない挨拶や会話も得難いものです。
あの時すぐ動いた自分を褒めてやりたい。偉いぞ私、でかしたぞ私(*´ω`*)
最終的な目標、「就職する」に向けて今できることを日々積み重ねて、ゆっくりでも一歩一歩確実に歩みを進めていけば。そういう気持ちの余裕を持たせてくれたことに感謝です。