自分は二次創作同人誌をあまり購入しない方ですが(サークル参加のついでに買ったりするくらい)評論系の同人誌は割と購入します。
“どんな内容でも作り放題、好きなテーマに沿ってどこまでも掘り下げていけます。
同人誌=二次創作というイメージが定着していますが、実はこのようなタイプの同人誌は明治時代からあるのです。”
Quoted 評論・情報・研究系の同人誌がアツい!/イシダ印刷
評論同人誌の正確な定義は見つけられませんでしたが、創作物(漫画・イラスト・小説)などではないレビュー・考察・Tips、もしくはノンフィクションが書かれた同人誌という印象があります。10月のCOMIC CITY SPARKにサークル参加した時(過去記事参照)も評論系のスペースを歩いて探して購入しました。
自分が評論関係の同人誌に興味を持ったきっかけは、4年くらい前に行った文学フリマという同人誌即売会でした。
“文学フリマとは、文学作品の展示即売会です。
出店者が「自分が〈文学〉と信じるもの」を自らの手で販売します。
作品の内容は、小説・物語・詩・俳句・短歌・ノンフィクション・エッセイほか、評論・研究書など多岐にわたります。気軽に読める作品から重厚なものまで、ごく個人的なものから社会的なものまで、出店者によってさまざまな作品が販売されます。”
Quoted 文学フリマとは/文学フリマ
当時活動していた二次創作ジャンル用SNSアカウントのフォロワーが出店していたという理由で行きましたが、意外にも評論系にハマるきっかけとなりました。
興味があればどんな分野でも購入しますが、今まで読んだ中で自分がいいなと思った本は
- 加工食品の飲み比べ・食べ比べまとめ
- イベントの主催が同人誌の年齢制限について解説
- サークル参加者のためにどう机を飾るか解説
- 某スーパーマーケットのおすすめ加工食品まとめ
- 休職者の療養日記
- 個人サイトの作り方を軽く解説
など。
評論ではなく少しフィクション寄りだと
- とあるチェーン店に関する各店舗のエピソードを語る本
が良かったです。
アニメなど商業創作のレビュー本についてはインターネット上のみの公開でも良い気がするという意見もありますが、個人的には本の体裁にしていただいた方が長文は紙で読みたい自分としては助かります。
BOOTHという個人が出品できる同人活動向けの通販サイトに沢山作品が出品されてます。評論同人誌は著作権の制約を受けないこともあるため、利益を出しても良いと思うと考える方がダウンロード版を用意していたりすることもあります、ぜひ。
(※二次創作だと著作権の制約からか、人やジャンルによってはダウンロード販売を遠慮することが多々あります)
自分が作るならこうかな?