
購入した最も古い記憶は中学3年生の頃だっただろうか。生活圏内にある画材を扱っているバラエティショップでコピックを購入した。
あれから20年以上経ち、当時はコピックだけしか目に入らなかった自分もある程度選択肢を持つようになった。いくつか試した結果、画材屋で200円程度・1本単位で売られている商品が一番コスト・質的に丁度いいことに気付いた。
買おうと思えば百円均一でも購入できるが、色の選択肢が限られることがデメリットとして一番大きいだろうか。(クオリティについては自分が判断できるとは思えないため省く)
コピックに関しては、商品的価値がアルコールマーカーの中で一番高いためあまり気軽に使うことが出来ず、以前所有していたものはフリースクールに寄付した。(なお、これで二回目である)
私の中であまりにも高級な画材は使えない…使うことができない部類の道具だ。その影響で、透明水彩を買うこともできないでいる。仕事で使うわけではないため、安価で売られているもので十分だと考える。もっとも、あまりにも安価なものを選ぶと絵を描くこと自体に影響が出る場合は中価格帯で妥協するが。
アルコールマーカーに話を戻すと、私が小〜中学生の頃に漫画好きの間で流行していた漫画の原作者がコピックを愛用していたようで、漫画家のテクニックを真似てみるファンも一定数存在したように思える。私は当該の漫画にはあまり詳しくないが、アナログ作画時代の漫画のカラーページにはよく使われていた印象があったため、漫画から影響されたことも要因の一つにあると思う。