絵を描く際のbetterについて

「best」が「向上心があり、他人に文句をこぼさず、きちんと練習する」だとすると、個人的には「worst」が「向上心はないし、他人に評価しろとばかり言っている」かなあ…と時々創作関連の掲示板の書き込みを読みながら考えることがある。(ちなみに当該の掲示板は荒れやすいため、自分はもっぱらROM専である)

私はbestを名乗るほど頑張れないのだけど、「向上心はそこまでないが、他人に文句を言わず黙々描く」ようにしているから「better」くらいにはなってるといいな…と思う。

以前も書いた通り、私は評価乞食と言われることをした記憶がない。義理でいいね貰っても嬉しくないじゃないの、それに自分が描きたくて描いてるんだから関係ないよ。ってスタンスなので。

先日、上記の掲示板で発達障害の方が「障害を隠しながら創作しているが、対面でフォロワーに会う際など活動時に気を付けることがあるか」という書き込みを読んだ。(途中から少し荒れていたスレッドだが、スレッドを立てた人が非難されたわけではない)

そこにレスをしていた、ほとんどの当事者は「余計なことは言わない・書かない」を徹底しているという方がほとんどだった。これは多分障害の有無なしに現代を生き抜くために大事なんだろうな、と思った。最近のSNSにおいて、「余計ないことを書いたら炎上した」案件が多すぎる。企業アカウントは商品の宣伝だけしていればいいという書き込みをたまに見るが、そういう営業形態を望む方が多いことを考えると、商品や作品の評価を阻害しないように自分の意見や思想を隠すことは大事かもしれないなと感じた。

自分は投稿者同士の没交渉ルールがある匿名掲示板(上記とは別)に書き込むことで、ある程度雑談として書き込みたいことを発散していたりする。あとは公開しない日記に書くとか、とにかく活動名義がつかない形で発散することが多い。
そういう縛りで活動していると自分のSNS投稿一覧がすっきりして「自分はれきっとした創作者だな」という気分になれるため、今後もこのスタンスを貫こうと思っている。

上記のことについて考えていたため、考える人の絵でした。

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bio

お絵描きと個人サイトいじり大好き。インターネット老人会会員。読書好きでちょこっとアニメを観たりします。

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