今年の感想記録について

正月休みに思うことがあり、読書を主にするフィクション作品の感想記録の改善を行った。

“正月休みに読書関連のSNSアカウントを閉じた。 理由として、読む本(作品)や匿名掲示板形式のトピックに出す話題が「一般受けする作品」に寄ってしまっている気がすることと、そのような場で一般的とされる価値観に引きずられることに疲れたからだ。

その考えが明確になった理由は、元旦に読んだある本の感想を書こうと思い検索をかけた時だった。ボロクソに書いていた人もいたし、自分が求めていた感想がどうやらネット上に無さそうだなと察した時、「じゃあ一旦SNSのために本を読むのをやめよう」と思った。 SNSのアカウントをいくつか閉じると同時に、借りていた本を一旦返却し手元にある本は思い入れのある本だけ残して郵送買取業者に送付した。

二日ほど経つが、自分は世間体を考えながらインプットやアウトプットをするのには向いてないと思った。絵を描く時間が増えたことから考えると、ある程度自主的/能動的に考えられる環境の方が自分には合っているようだ。これについては去年受動的に過ごした結果仕事をやめたため、まあまあ分かる。”

プライベートの日記より一部引用

上記の理由により感想記録を仕切り直すことにした。私は元々SNS以外にもNotionというメモツールにて読書感想を記録していたため、そこから続けて記録をつけることにした。
ブログも別途書いていたが、非公開による執筆に注力するならば不要かと一旦削除した。アナログではメモ程度のものを継続してつけることにした。

Notionの記録に関しては評価もしっかりつけておこう…と、去年までなんとなくつけていた評価を全てつけることにした。「つまらない場合は大体読むのをやめている」ことが見えて興味深かったし、再読作品も結構多いと思った。
ちなみに今回の添付画像は「5」は「殿堂入り」で「1」は「挫折・駄作」という分類にしている。

書いていなかった作品の感想を書いたり、過去の感想を読み返していたりすると、やはり公開目的にしないで感想を書く方が素直な感想が書けると思う(当然だけども)今まで読書感想に関してはレビュー報酬目当てに書いてた時に文字数の制約(下限)があった。大して面白くなくてもある程度感想を見出さないといけないという面倒くささもあったと思うし、どうせなら長文を書いた上で感想を書きながら作品の内容を掘り下げたいとも考える(理解力が足りないため、感想を書く段階で読み返しながら補うことも多い)レビュー報酬はありがたいものだけども、上記の理由による罪悪感もまあまああったため、今はやめておこうと思っている。
あと上記にもある通り、最大の動機は人気がない作品を読むハードルを下げること。個人的に関心を持って読みたいと思う作品も大事にしたいと思う。

自分はどちらかといえば他人の感想に影響されやすい人間であるため、こうした方が快適に読書や視聴ができると思っている。評価が低い作品である場合は情報をシャットアウトしておきたいところだ。本来は他人の感想なんて気にしないことが一番なんですけども。

SNSに疲弊して正月に小説を読むことを休んでいた間、フリーや体験版のビジュアルノベルを読んでいたりしたため、結局は文字が好きなわけである。やめられない。

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bio

お絵描きと個人サイトいじり大好き。インターネット老人会会員。読書好きでちょこっとアニメを観たりします。

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