自分はあまり「コレクション」という概念に執着がない。ゆえに本やアニメグッズなどは頻繁に買取に出したりすることが多い。そういう意味では本に関しては自分の場合、借りるか古本で買った方が気持ち的には楽なんじゃないんだろうかと思っている。加えて、漫画であれば長期保存をしておくべきならば、電子版で買った方がいいくらいだろうか。
図書館はかなり昔から利用している。記憶が正しければ貸出券を初めて作った時期が小学生の頃。本格的に利用を始めた時期は去年の夏であるが、比較的利用頻度が多い方に属すると思っている。
また、図書館には寄付された本や除籍となった本を配布しているコーナーもあり、自分はたまにそこから本を持ち出している。読みたいけど忘れていたような本が配布されていたりするため、結構持っていく頻度が高い。
古本屋―現代ではほぼBOOKOFFなのだが―については、行った一番古い記憶が中学生の頃ということで、漫画やアニメグッズ目的を含めれば数十年通っていることになる。生活圏にはBOOKOFFしかないが、都心に行く時などは他の古本屋も利用する。(まんだらけなど)
近年リリースされたBOOKOFFのアプリに各店舗で月二回配布される100円クーポンがあり、クーポンを110円の本に適用すると10円で購入でき、動画鑑賞やアンケートで貯めている共通ポイントのQR決済を使えば1冊ほぼタダになる寸法である。かなりセコいが、古本業自体が印税の絡まないものだしそこは仕方ないと割り切っている。
最近は借りた本は読み終わったらすぐ返却し、買った本はある程度の頻度で買取業者に送るということをしているため、読書が好きな割には手元にあまり本がない。
電子書籍についてはあまり安価で買えないことと、アカウントから書籍が削除できないプラットフォーム(企業としては最大手よりは小規模)を利用したいため、あまり購入頻度は高くない。ただ、現存しているアカウントにある冊数としては物理の本より上回るため、私はやはりミニマリスト寄りなんだなと考える。
ミニマリストの話となるが、図書館・古本屋・電子書籍はミニマリストの味方だなと思うことが多い。自分自身そういう気質があると自覚した時期が5年以上前となるが、徒歩圏に図書館があり、自転車で行ける範囲にBOOKOFFがあり、電子書籍の操作方法を理解しているという恵まれた環境にいて本当に良かったと思った。
最近は今後の経済環境について思うことがあるため、図書館も古本屋も活用したいし、一度は休むと決めた報酬目的の読書レビューも報酬目当てと割り切って再開したいと考えている。まあ一番いいのは障害年金の件に早く決着がつくことですが、すぐにって訳にもいかないのでね。

余談
最近古本屋に関する小説を読んだ。
BOOKOFFみたいな小売業ではなく卸売業としての古本屋だが、良いノスタルジーに浸れた。古本屋あるあるがちょこちょこ出てきたり、古本に関わる男二人の関係が良い具合に描写されているため、古本業に関心がある方におすすめ。