ゲームの紹介:エルデンリング ナイトレイン

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こんにちは。今回は、2025年5月30日に発売したゲーム、

「エルデンリング ナイトレイン」について紹介したいと思います。

本作は、2022年に発売した「エルデンリング」のスピンオフ作品で、

本筋とは異なるゲームデザインであり、元の基本的な部分を踏襲しつつ、

大幅な仕様変更がなされています。

エルデンリング ナイトレインとは?

本作の元となった「エルデンリング」は、オープンワールドを舞台に、

じっくりと探索するRPG的な要素が強かったですが、

「ナイトレイン」では、いわゆるローグライク形式で、

1プレイごとに、変化に富む探索や、ビルドを楽しむ事が可能です。

なお、今回は、PvEのみで、PvPの要素が一切ありません。

オンライン協力プレイに特化したタイトルです。

また、キャラメイクの要素が無く、プレイヤーは予め、

用意されたキャラクター達を選択してプレイする事になります。

(見た目が変わる、「スキン」は存在する模様)

・ゲーム内容について

舞台となるのは、本編とは異なる「リムベルド」と呼ばれる地域で、

3人によるマルチプレイで、他のプレイヤーと協力しつつ、

2日間のうちに可能な限りキャラを強化して、

3日目に出現する夜の王(大ボス)に挑むという内容です。

(オフラインでのソロプレイも可能のようです)

バトロワゲーの要素を取り入れており、

ゲームを開始すると、上空から降下して、ステージに降り立ちます。

もちろん、ゲーム開始地点は毎回、異なります。

リング状に段々エリアが狭まっていく所も、バトロワゲーと同じです。

ゲーム開始時、レベルは1からスタートで、初めから持っているアイテムは、

回復アイテムである聖杯瓶3つと各キャラに用意されたモチーフ武器のみです。

探索中にダメージを受けて瀕死状態になると、味方に救助してもらわないと死亡

所持していたルーンを落として、レベルが1下がってしまいますが、

ゲームオーバーにはならず、リスポーンが可能です。

ただし、ボス戦においては瀕死時の時間制限は無く、死亡はしないものの、

プレイヤー3人が全員、瀕死状態になるとゲームオーバーになります。

制限時間内に効率よくレベルアップや、より強力な武器を入手して、

しっかりと装備を整えて、1日目のボスを倒し、2日目のボスを倒し、

そして、最終的に3日目に迫る、夜の王(大ボス)を倒さなければなりません。

1プレイに掛かる時間は最短で約40分と、比較的短時間で楽しめます。

・レベルアップとステータスについて

今作の各地にある「祝福」は、聖杯瓶の補充とレベルアップを行え、

近付くだけで利用が可能で、スピーディー に活用できるようになっています。

なお、レベルアップ時のステータスの割り振りが無く、

キャラごとにステータスが固定されているようです。

また、装備の必要能力値や、装備重量の概念が無く、

どのキャラでもアイテムに設定されている必要レベルさえ満たせれば、

全ての武器を装備可能です。ただ、ステータスが固定されている関係上、

選択したキャラによっては、得意な武器と、不得意な武器などがあるようです。

例えば、技量系のキャラで大型の特大剣を装備して攻撃しても、

通常の半分以下の攻撃力しか出ない、といった具合です。

・ボス戦について

討伐目標となる夜の王(大ボス)は何種類かあり、最初に選択出来ますが、

いずれも強敵揃いである為、選んだ夜の王に応じて、

有効な装備を整えるなど、工夫が必要なってきます。

また、1日目と、2日目のボスは、どのボスが出現するかはある程度ランダムで、

「エルデンリング」からはもちろん、過去作の、

「ダークソウル」シリーズからのボスも数多く登場し、話題となっています。

もちろん、いずれも非常に強力な敵であり、

どのボスが来るかで難易度も大きく変わり、ここにも運の要素が絡んでいます。

・成長要素について

ゲームをクリアすると、報酬として「遺物」と呼ばれる

キャラクターを強化できるアイテムが手に入ります。

失敗したとしても報酬は得られますが、

クリアした日数に応じて、レアな報酬が出やすくなるようです。

基本的にゲームを開始すると全て1からの状態で挑む事になりますが、

「遺物」だけは別で、唯一持ち込む事が出来ます。

「遺物」は、シンプルにステータスを上昇させるものや、

一部のアクションを強化するものなど、効果は多彩です。

中には特定のキャラクター専用の「遺物」もあるようです。

ボスを討伐して3日間を生き抜くことが目標ではありますが、

この「遺物」を集める為に戦う事も

プレイヤーのモチベーションに繋がるでしょう。

このあたりのカスタマイズ要素は、

拠点である「円卓」でじっくりと練れるようになっているので、

より強力なビルドを目指して何度も挑戦するのも楽しいと思います。

・まとめ

リプレイ性が強く、この手のゲームにありがちな、

「パターン化されてマンネリ化」しないように、

膨大な数の武器類や、多彩なボス、突発的に起こるランダムイベントなど

随所にプレイヤーを飽きさせない工夫が見て取れます。

面白いゲームですが、敵が強く、急いで装備を整えるという関係上、

1プレイが重く、失敗しても報酬はもらえるとはいえ、

クリアできなかった時の徒労感があるのも否定はできません。

かなり人を選ぶ作品だと思われているようですが、

それはまだ発売から間もなく、「エルデンリング」と大きく異なるゲーム性のため

プレイヤーの理解がまだ進んでいないからだと思われます。

基本的なシステムや、ゲームの性質が理解できれば、極端に難しいわけではなく

むしろ、上級者にリードしてもらいながらプレイ出来るので、

初心者でも十分に楽しめると思います。

これ以上、ボスが強すぎても理不尽になり、これ以上、弱すぎても達成感が無い

全体的に見れば、かなりバランスの良いゲームだと思われます。

エルデンリングのファン以外の、ローグライク好きな人にもおすすめです。

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Nick Pandarl

どうも、こんにちは。 ゲームとプラモデルが好きです! 文章を書くことが苦手で、 うまく記事で伝えられないかも知れませんが、 よろしくおねがいします!

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