LATER SEQUELS SERIES #05
2022年12月 後年になって続編orリメイクが作られたシリーズ 愛及屋烏
超獣機神ダンクーガ(1985~)
獣装機攻ダンクーガノヴァ(2007~)
Continuation from last page. 05-5 https://no-value.jp/novel/34386/
ライバルでヒロインな五人目
R-ダイガン
ドラゴンズハイヴのスポンサー企業、イゴールコンツェルンのライバル社であるゾルブレイン社が開発した翼を持ち空中戦に特化した、もう一体の「紅いダンクーガ」。
鳥型のヴァリアブルストライカー形態に変形可能。高い機動力と遠近両方に対応可能な武装に加え、光学ステルス機能で完全に姿を消すことが可能。
ダンクーガノヴァの前に突如姿を現し、後にゾルブレイン社のプロモーションの一環として、ダンクーガノヴァと2度にわたって対決し、追い詰めるだけの戦闘能力を持つ。
実は開発者はダンクーガノヴァと同じであり、ダンクーガノヴァの強化のために必要とされた強敵と、覚醒を果たしたダンクーガノヴァの支援機としての役目を持っていた。
前作のブラックウイング相当の機体。鳥型⇔人型の変形機構とダンクーガとの合体機能が共通している。名前の由来は初代ダンクーガの武装、ダイガン。
なお、本来は「アールダイガン」表記。
後半は喰われたりサボテンにされたりと、清々しい程の噛ませ機体に。
一方のスパロボ参戦時にはゲーム的にやたら強い。
ステルスやジャミング機能を装備し、敵の武器射程を下げたり、組んだユニットの空戦適正を強化したり、EN補給装置が付いたりしている。
主武装の双剣・ダンブレードはツインランサー形態にもなり、スパロボではツインランサー形態のダンブレード・ツインが実装されている。
鳥型形態時に使用する超高速&高圧旋風のアブソリュートハリケーン。
携帯機では長射程非P武器射程ダウン効果武装でありLではアニメ版参戦の為、近接を封殺される森次さん(鉄のラインバレル)のトラウマに…。
ダンスティンガーは両腕の手首部に装備された小型ビーム砲。
UXではバルカン感覚で打つプレイヤーが多いが威力は3400ある(モビルスーツのビームライフルは2900くらい)。
エイーダ・ロッサ
都市部で絶大な人気を誇る新人アイドル歌手。
同時にR-ダイガンのパイロットという裏の顔を持つ。がOPの演出上、視聴者にはバレバレであった。
駆け出しの頃に入って来るはずだった大仕事をジョニー・バーネットの手腕で他社に取られてしまったという過去を持つ。
その事を知った彼女はジョニーに執着するが、彼のことを知ろうとする内に恋に落ちる。
劇中でジョニーに直接出会い、気持ちを伝えるもののこの時点では互いの裏の顔を隠していたこともあってあまり進展がなかった。
しかし後にゴッドビーストモードを発動して暴走するダンクーガノヴァによって死の寸前まで追いやられた際、ジョニーが彼女に気づいた事によりダンクーガノヴァが攻撃を止めるという形で、この告白が彼女の命を救ったと言えなくもない。
ムーンWILLの襲撃によりチームDと共闘するようになってからは、ほどなく仲間として認められており、ジョニーとの関係にも進展が見られた。
エピローグではジョニーと共にショッピングを楽しむ様子が見られ、スパロボでは彼女の恋人兼マネージャーになったと解釈された。
ちなみに、R-ダイガンのパイロットとなった経緯は、本人によると「いつの間にかアイドルになっていて、いつの間にかR-ダイガンのパイロットになっていた」との事。
なお、エイーダの血液型はABO式血液型のどれにも属さない、22世紀になって判明した貴重な新種であり、そのデータを保存する事が彼女がRダイガンに選ばれた理由である事がドラマCDで明かされた(この血液型のデータも保存しなければ、ダンクーガに人間という生命を保存しきった事にならない)。
スパロボ参戦時にはアイドル・歌手という立場故にマクロス等に登場する同系統のキャラクター達との絡みが多い。
ダンクーガノヴァゴッドビースト
戦士の姿を捨てた、神なる獣
R-ダイガンとの戦闘で活動限界を超えたダンクーガが、シンクロしたチームDの強い思いで覚醒した新形態。
前作がスパロボに参戦した場合、獣戦機がアグレッシブビースト形態で敵に突撃する必殺技が採用される場合があるが、この流れを汲んでいる形態でもある。
顔が覆い隠され、両手が拳から鉤爪に変わり、頭部、胸部、および両足先端部に、4機のVBMのビーストヘッドが露出。アブソリュートアクティブフォースジェネレーターの出力が正しく行き渡ることで全身が金色に発光し、5分の活動時間制限から解放される。
主機関「アブソリュートアクティブフォースジェネレーター」は、本来はこのゴッドビーストモードを想定した機関であり、通常状態で長時間運用すると出力過剰に陥るため、制限時間が存在する。
4つの獣の頭を携えたシルエットはもはや異形であり、姿とともに戦闘スタイルも一変。
野獣の本能が剥き出しになり、武器なしの肉弾戦が主体となる。
特定の必殺技も存在せず、ただ圧倒的な暴力で敵を地面に組み敷いて鉤爪で八つ裂きにする。だが、ダンクーガの最終形(=無人機)に限りなく近い形態であるために操縦系の大部分が自律行動となり、細かい制御が利かなくなるリスクを孕んでいる。
実際、初登場では理性を失った獣の如く暴走しアールダイガンを喰い散らし、全身血(オイル)塗れになった…どう考えてもエヴァ初号機。
ダンクーガノヴァ・マックスゴッド
人を超え、獣を超え、神をも越えた新たなる戦士
ダンクーガノヴァとR-ダイガンが合神して誕生する、ダンクーガ計画の最強形態。別名・トランセンデンス(超越)モード。
合体時にはF.S.による合体キーワード「M・A・X・G・O・D」の音声認証が必要なほか、ドラゴンズハイヴが一定距離内にあることが必要である。
R-ダイガンはフライトユニットとして合体し、フェイスマスクも展開される。
かなりの高機動飛行が可能となった上、2基のアブソリュートアクティブフォースジェネレーターが生み出す爆発的な出力により恐るべき戦闘能力を持つ。
また、この状態でもジェネレーター出力は安定する模様で、長時間の戦闘を行っていた。
従来のノヴァの武装は基本そのままだが、追加されたファイナル断空砲ではR-ダイガンの機構を主体としている。発射の方法も空中からの発射や敵に急接近しての零距離砲撃に変更されている。
必殺技は断空彈劾剣。
(大張氏は『彈劾』とか『デトネイター』とかの単語が好きだと思われる)
最終決戦時、死の淵で仲間を想う葵が心の孤独を完全に打ち払った時、その感情の発露をトリガーとして奇跡の誕生を遂げたイレギュラー武器。
断空剣とダンブレードが融合して誕生する大剣である。
こんなに素晴らしいエピソードが原作にはあるのだが、スパロボではいつも最初から装備されている。
しかし『L』での演出は原作そのもので、ダンブレードシュートを放って敵機の動きを止め、断空剣から放った雷でダンブレードを回収・融合させて巨大な剣を生み出し、断空彈劾剣にて一気呵成に斬りかかる。
原作で使った際は右腕を破壊されているため、左腕一本で保持して使用する。
更に着地の際には蓄積された損傷でよろけている。そのため、スパロボでのこの部分の描写はオリジナル設定になっている。
他にもスパロボでは、最終回でのラスボスに対して行った、ドラゴンズハイヴからエネルギーを照射されての加速、機体の分離からのノヴァイーグルの突貫戦法(通称・葵ちゃんパンチ)が武装『アブソリュートノヴァビースト』として採用されている。
原作では「ダンクーガマックスゴッド」と呼ばれているが、スパロボでは一貫して「ダンクーガノヴァマックスゴッド」表記となっている。
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