雑記・ゲーム編・その2(第1回) ファイナルファンタジー5

※ ネタバレを含みます。小説執筆の息抜きにダラダラと書いてるだけのものなのでそういうものが好みでない方はお勧めしません。初回のゲーム内単語の大部分はあえてオリジナル版風に表記していますが、繰り返し出る場合は普通に表記してます。執筆途中でピクセルリマスター版が発売(2021/11/11)し、それはPR版表記です。その影響で旧スマホ版は販売終了しました。よって未購入の人にとっては幻のゲームと化してしまいました……。


知っている人も多いだろうRPGのシリーズの5作目。物心ついて初めて遊んだRPGは多分これ(これでなかったら多分ドラクエ5だろうが、こっちのはず)。前雑記のソフト同様父親の影響でSFC版の本作が最初になったと思う。父親が一番好きなFFはこれらしく、自分も実際面白いと思う。小さい頃に初プレイしてすぐに投げなかったのは、多分シナリオがわかりやすく、面白いシーンもちょこちょこあったから……だったと思う。特徴は新システムのアビリティシステムで、ここにジョブチェンジシステムが加わることで戦闘の自由度が高いこと。鉄板的な組み合わせから仕様やバグを利用した物までいろいろな組み合わせがある。なお、ハードによるバージョン差もちょこちょこあって使えなかったり新しい組み合わせがあったりする。自分がプレイ済みなのはSFC版以外だとGBA版。もっともクリアまではしてないが。

最初なのに思い出せない話になる……主人公は名前を付けられるのだが、デフォルトが名無し(GBA版だとちゃんと公式名の”バッツ”がデフォルト。以降でもそう呼ぶ)で、自分で名づけなくてはならない。昔から名前はデフォルト派だったと思うが、SFC版ではなんと入力したか思い出せない。父は変な名前をよく入れてた記憶があって、そのインパクトにかき消されたのだろうか……?

落ちてきた隕石でレナは良く気絶だけで済んでたなとか思ってた。

海賊のアジトのイベントでの「つごうのいいきおくそうしつ」とかに笑ってた記憶が。トゥールの村の「ドキドキするぞい」(だっけ?)は初プレイ時はよくわからなかった。

風の神殿

なぜここにいるかは不明な風の神殿のボス「ウイングラプター」はアドバイスに従えば全く問題なかった。攻撃待機中に防御姿勢になられて痛い目を見たことはあるが。撃破後にジョブチェンジが可能になった時の編成は、バッツが「あおまどうし」、レナが「しろまどうし」で、ガラフが「くろまどうし」、ファリスが「シーフ」というものだった。この構成は選出理由こそ変われど初プレイの頃からほとんど変わらなかった。

バッツは、初プレイ時こそ初期装備が剣でそれを続けたくて「ナイト」より青魔道士のほうが見た目が好きだった、という理由で選んだような気がする。ある程度ゲームがわかってからは、敵の技をくらって覚えられる(「ラーニング」及び「あおまほう」)ことに惹かれるようになったが。ファリスも初期装備に加え、海賊っぽそうでシーフにしたが、「ダッシュ」の移動の快適さと「ぬすむ」「かくしつうろ」でのアイテム探索・収集が魅力的過ぎて新しいジョブが増えても中々チェンジする気になれなかった。なお「けいかい」もバックアタックを受けなくなって便利。レナとガラフは、回復役と全体攻撃役が欲しくてという普通過ぎてあまり面白くない理由だった。どっちがどっちになるかは見た目で決めたような気がする。レナは白魔道士の方がカワイイと思ったのと、とんがり帽子の魔法使いって言ったら爺さんだろ、みたいな感じだったような。

トゥールの初心者の館情報をもとに、浮いてる変な奴(モールドウインド)から「エアロ」(風属性青魔法)を、ブラックゴブリンから「ゴブリンパンチ」を、海賊のアジトまで戻ってスティールバットから「きゅうけつ」を覚えてた。そのついでにブラックゴブリンから「かわのくつ」が手に入ると嬉しくなった。この時点ではアクセサリは非売品でこれしかないから。

トルナ運河

トルナ運河周辺で船を降りて探索した時にライオンっぽい敵(バンダースナッチ)にやられて、それ以降そこには上陸しなくなった。年食ってから再プレイしたときに倒してはみたが、バンダースナッチ3体より後に出現するアンデッドラスク(石像っぽい見た目)2体の方が楽で同等のABP稼げて副産物があるのでここで稼ぐことはなかった。この時期に稼ぐなら、風の神殿でブラックゴブリンの革の靴とモールドウインドの「エリクサー」(単体のHPMPを全回復)狙いを兼ねて、かな?自分ではやらなかったけど。

トルナ運河はザコがここでしか出ないうえ、ボスを倒すと会えなくなる。GBA版などでの図鑑登録の際は注意。ちなみにトゥールの村人が言っていたようにここのザコは女しか狙わず、しかしファリスも狙われるのは……という伏線があったりする。バトルで伏線を貼るとか発想がすごい。ここのボス「カーラボス」は麻痺攻撃やダメージ数値が出ないでいきなり瀕死になる攻撃に驚かされたが問題なく撃破できた。初見では回復が間に合わず戦闘不能者が出たりしたが。ちょっと思うのはボス戦後にまだ渦潮あるのに船がシルドラ抜きで出れているのは謎。多分ボスの絵の代わりに渦潮を出しているだけで、まだ死んでないのを表現しているのだろう。

船の墓場

船の墓場は一ダンジョンにしては思い出が多い。まずはスタート地点付近の「フレイル」。初プレイ時は当然見つからず、後に攻略本を見てもどうやってこんなところまで行くんだよ(置いてある場所に数字がふってあるだけで、どうやって行くかは書いてなかった)となった。特定の場所から一見何もないほうに十字キーを入れ続けることで隠れた飛び石を発見できる、というギミックなのが何週目かでわかったのだが、「隠し通路」でも発見できないから攻略本にも載らないって罠すぎる……フレイルが三つは先のカルナックの店売り品で、白魔道士の通常モンスターに対する火力増強になりうる武器という優秀さもあって余計に。

ここのボス、女幽霊の「セイレーン」は初めて全滅したボス。強化・弱体に回復、形態変化による弱点変更は初プレイには厳しかった。さらにイベントシーンが今までのボスより長く、やり直すのが若干面倒だった。黄色い髪の女の子が出てきたとき「だれ?」ってなってガラフも同じ反応してシリアスなシーンなのに可笑しくなってそういえば記憶喪失だっけ、と思い直した。

船の墓場の最後の思い出は稼ぎ場として利用したこと。何回かプレイしたのちにここのザコにエリクサーを落とすのがいる(アンデッドラスク・カルキュルスル……水でできたカタツムリとかっぽく見えてた)と知ったときである。ABP(単純な加算ではなく、組み合わせごとに設定されている)、ギル(お金)や経験値、落とすものと出現率、回復の容易さで狩場を決めた。なお、低確率で「エーテル」(単体のMP回復)をレア枠で盗めたり(アンデッドラスク)、「かとんのじゅつ」を落とす敵(サイコヘッズ……見た目が3Dになったらレーティング上がりそうな気持ち悪さなので色変えして脚注へ)もいたりとこの時点では非常に優秀な狩場。残りのザコのスケルトンも「ダガー」を落とすが3人以上シーフにするとかじゃなければ無理に狙うものでもない。次回記述するカーウェンで買えるし。

長いので今回はここまで。次回はカーウェンの町への道中の話から……。


脚注

※1 アビリティ……ジョブごとにたまるABPで覚える能力。コマンドの空きにセットできるが、非コマンド型の物もある。能力値補正の付くものもあり、現在のジョブよりも補正値の高い場合のみ有効になるので能力値が下がったりはしない(最も本職とは装備品の違いによる影響は出るが)。魔法系ジョブはその魔法に(レベルごとに上がる)補正があるが、物理系は非コマンド型に補正があるという傾向がある。

※2 ジョブ……能力補正、戦闘コマンド、装備可能品、その他特殊能力を決める。初出作品は1でチェンジ可能になったのは3。

※3 ぬすむ……敵の隠し持っているアイテムを盗める。落とすアイテムとは別枠・別種なのでコレクターには必須。また1モンスターにつき通常枠とレア枠があり、両方の枠に盗めるアイテムが設定されている場合は片方しか盗めないので要注意。

※4 とんがり帽子の魔法使い=爺さんのイメージ元……ディズニーのマーリンとかホビットの冒険・指輪物語のガンダルフとかが影響元かな?

※5 ゴブリンパンチ……使用者と対象のレベルが同じだと威力が8倍かつ防御無視、計算式は物理系、必中、消費MP0、基礎威力は通常攻撃レベル。計算式の割に睡眠状態を解除しないメリットや、両手持ちや武器の特殊効果が出ないデメリットなど、色々変わった部分が多いが、作中では消費MP以外全く説明がない。

※6 きゅうけつ……自分の最大HP-現在HPを2で割った(GBA版のみ割らない)量のダメージを対象に与え、自分のHPを同量回復する。命中率は高いが必中ではない。旧スマホ版では無効化条件ができたので弱体化した。

※7 フレイル……「つえ」と比べると攻撃力+7命中-25と信頼性に欠けるが、後列でも与える物理ダメージが半減しない特性があるため、受ける物理ダメージ半減という後列のメリットだけを受けられる。なお、相手の防御力を1/4としてダメージ計算を行い、ダメージの振れ幅が+-50%もあるという武器種「斧」と同様の特性があるが、「つえ」などにもこの特性があるので固有のメリットとはいえない。

※8 かとんのじゅつ……「にんじゃ」の「なげる」で消費する攻撃アイテム。敵全体に炎属性の攻撃。威力が非常に高く、炎の全体攻撃としてはSFC版ではトップ。これを購入できるのは忍者になれるようになってからボスを2,3体倒す必要があるので、早期使用可能という意味でもありがたい。そうでなくても忍者入手時に黒魔道士が使える魔法の倍は威力があるので凶悪。その威力故に特定の稼ぎにも使える。ヤバすぎ。

※9 サイコヘッズの見た目(グロ注意)……生首の顔を骨からはいで距離を離し、双方の口内を舌に見立てた触手で繋ぐというグロすぎる見た目。(ドラッグ(スマホ等だと長押し)すれば読めます)

※10 ダガー……最弱の剣「ブロードソード」より攻撃力が1低いだけの短剣。短剣系自体、敵の物理回避を半減して命中判定を行ったり、レベルと素早さによっては倍率が上がることがあるという特性持ち。これより弱い短剣「ナイフ」はレナの初期装備でしか入手できなかったりする。

資料

記憶があやふやな点、未プレイのハードでの内容などの部分を書くのに次のサイトを参考にしてます。(アドレスは頭のh抜いてます。)

・ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki(ttps://wikiwiki.jp/ffdic/)

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移り気な人

その名の如く趣味の対象が安定せず、新しい事を始めても長続きしにくいです。投稿は長続きさせたい…… 趣味:web閲覧・読書・ゲーム・アニメ……要するに『お話』を見る事 現在のマイブーム:スパロボ系(PS2、PSP、vitaのソフトのみ所持)

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