あまり原作に触れていません。TRPG設定での紹介が主です。
イスの偉大なる種族
上級の独立種族です。イス人と呼ばれることがあります。
高さ3m程の虹色の鱗に覆われた、円錐状の胴体を持ち、円錐状の先端から伸縮自在の円筒状器官を四本備え、1本は3つの目、細かい作業等使う触手や聴覚等を備えた感覚器官。
一本は漏斗型の付属器官。もう二本は運搬及び、会話にも使用する鋏状の腕が存在します。
また、胴の底にある粘着層を利用し、軟体生物のように這って移動します。
彼らはイスという銀河の彼方にとある生物の身体を乗っ取り住んでいましたが未曾有の大災害が起き、地球に精神を飛ばし今現在よく知られているイス人の姿になりました。
彼らはやって来た当初、飛行するポリプと呼ばれる独立種族と戦いになり、イスの電撃銃が開発されました。
そうしてイス人は飛行するポリプを封じ、打ち勝ちましたが、イス人は何時の日か飛行するポリプに逆襲を受け滅びる事が決定づけられています。
なので、イス人は更に未来へと精神を飛ばし、甲虫類の身体に転移する予定です。
時間の秘密を解き明かした唯一の種族である為に偉大なる種族と言われています。
実体を持たない精神生命体で、他の生命体と精神を交換することで、種の保存や知識の収集をしています。
知的活動、芸術活動に高い価値を見出しています。
研究、知識収集の為に様々な時代、様々な場所の優秀な種、個の生命体と精神交換をしています。
この精神交換の可能範囲は非常に広く、遥か彼方の銀河から何億年もの過去や未来への精神交換が可能です。
精神交換を行った個体は、その時代での情報収集を行います。
この時、イスの偉大なる種族の持つ知識と引き換えに、情報収集のための手助けを行う集団も存在します。
精神交換を行われたものは、イスの偉大なる種族の身体に送り込まれ、自分がいた時代の情報を書き留めるよう言われます。
ある程度の自由も保障され、自由に歩き回ったり、色々な場所へ出歩くことも許されます。
情報収集を終えたイス人は再度、精神交換を行い、元の身体へ戻ります。
その際、精神交換をした生命体は精神交換が行われていた間の記憶を消去され、元の身体へ戻ります。
しかしこの記憶消去は完全なものではなく、夢などを通じて現れたりすることがあります。
また、この精神交換は研究の為だけではなく、種族に危機が迫った場合の種の保存の為に使われることもあります。
イスの偉大なる種族は、ティンダロスの猟犬の追跡を受けたことがありません。
ティンダロスの猟犬の追跡から逃れる方法を知っているか、時間と言うものを完全に理解している為、追跡を受けないと言われていますが真偽は不明です。
イス人にはハサミ(40)という技能と、電撃銃(30)という武器の2つの能力があります。
ハサミは1d6+dbのダメージを与える技です。
電撃銃は1発で1d10のダメージを与える武器です。
カメラのような銃で、32発分のエネルギーパックがあり、再装填に1ラウンドかかります。1回の射撃で何発でも打てますが、4発を超える場合、1発ごとに故障する可能性が5%上がっていきます。
電撃銃の射程は100mまでで、それを超す場合100mごとに命中率と与えられるダメージを引いていきます。
時間関係なくても、出しやすい神話生物。
精神交換が便利すぎる。
時間遡行するシナリオを作れるロマン。
偉大なる種族を視認した際に発生するSANチェックは0/1d6です。
ヨグ=ソトース
外なる神です。
ヨーグルトソースではない。
触覚を持つ、太陽のような強い光を放つ玉虫色の球の集合体です。球はくっつき合ったり、別れたりと絶え間なく形を変えています。
大きさが頻繁に変わります。直径100cm位に見えるときもあれば1㎞にも達することもあります。
時空間の底の底、混沌の只中で永劫に泡立ち続ける存在です。
ヨグ=ソトースは地球以外にも様々な時間、場所で崇拝されている神格です。
ヨグ=ソトースには様々な異名があります。
『全にして一、一にして全なるもの』
『門にして鍵』
『虚空の者』等々…
ヨグ=ソトースはこの宇宙を作り上げている次元の裂け目の間に棲んでいます。
ヨグ=ソトースはありとあらゆる時間、空間と共にある超越的な存在で、過去・現在・未来といった時間軸、あらゆる次元空間も彼の中では同一のものだそうです。
それ故、宇宙の全存在はヨグ=ソトースの認識の内です。
全ての時空間と共にある為に、宇宙のありとあらゆる知識を持っているとされています。
そのため、接触して力を持とうとする探求者が後を絶ちません。
また、ヨグ=ソトースにまつわる魔術も存在し、ヨグ=ソトースに近づく為の方法も存在します。
ヨグ=ソトースは崇拝者に対して次元を超えた旅をする力を与えたり、魔術のガラスなどの物を通して異次元をのぞき見する力を与えたりすることがあります。
そんな力を与えられた崇拝者は、ヨグ=ソトースが破壊と略奪のために地球へやってくるための道を開けようとします。
ヨグ=ソトースを崇拝する教団には、ネ=パン教団、銀の黄昏教団等があります。(銀の黄昏教団はクトゥルフ信仰もしています。)
ヨグ=ソトースはハスターやクトゥルフ等旧支配者を生み出してきました。
シュブ=ニグラスを妻としています。
神格との間だけでなく人間の混血児を作ったりすることがあります。
ヨグ=ソトースの混血児は、人間のように見えても、化け物のような要素が混じっていたり、完全に化け物のような見た目をしています。
ヨグ=ソトースにはウムル・アト=タウィルとアフォーゴモンなど、化身がいます
毎戦闘ラウンド、ヨグ=ソトースはねばねばする球を一人のキャラに触れさせる事が出きます。触れさせられたキャラはCONを1d6ポイントを失います。このダメージは永久的な物で普通の方法では治癒できません。
更にこのダメージは腐食、萎縮などの症状をもって現れるのでAPPが下がる可能性があります。
銀色の液体状、あるいは火炎状のエネルギーの球を発射させることができます。
この球は1㎞飛び、当たった物はなんでも破壊することができます。
飛行機だって落とすことができます。人間の場合、回避もしくは跳躍で飛びのくかしないと殺されるか衝撃でスタンします。
大物すぎて本神は出しにくいけど崇拝者は出しやすい…。
ヨグ=ソトースを視認した際に発生するSANチェックは1d10/1d100です。