雑記・ゲーム編・その2(第25回) ファイナルファンタジー5

※ ネタバレを含みます。長いため複数回に分割していて、これは25回目です。


前回は潜水艇の入手まででした。今回は隠しダンジョンからです。

沈んだウォルスの塔

隠しジョブがあるのは取れなかったクリスタルのかけらがある沈んだウォルスの塔。ここでは7分以内にダンジョンから出ないと溺れてゲームオーバー。ただし途中にある宝箱で一度だけ息継ぎしてタイマーを7分に戻せる。ここのザコは全て今まで出現した敵だが、名前が表示されず見た目が真っ黒なシルエットなので分かりにくい。20近い出現ザコは全て青魔法を使う敵だが、残念ながら全ての青魔法を覚えることはできない(4つ取れない)のと、レベル5デスなどの危険な青魔法には気を付けること。クリスタルルームがスタート地点でゴールは塔の1階。クリスタルの欠片を調べると謎の人物がクリスタルの欠片は渡さないと言ってくるのでいいえと答えると「ものまねし ゴゴ」との戦闘になる。

戦闘をこなすのによく7分も潜れるな……と思ったら潜水のギネスは20分以上らしいので戦闘の負荷がどれくらいなのかによるなと思い直した。

戦闘開始直後はBGMがモーグリのテーマでおどけた口調で自己紹介と戦闘のアドバイスをしてくる。ただこの間もタイマーは進むのでバトルモードをウェイトにしてセリフが終わるまでの間魔法などのリストを開けば防げる。5万近いHPがあるのでタフなうえ、水属性が弱点かつ無効なので実質弱点はなく、沈黙とスロウには耐性はないが魔法回避が99%なのでほとんど効かない。行動パターンは戦闘開始時に言っていた通り反撃型で、魔法にはホーリー・フレア・メテオで、魔法以外には物理で反撃してくる。またHPを3割ほど減らすとBGMがボス戦のものになり、ものまねの極意がわからないなら出直してこいとメテオ・アクアブレス・ミールストーム・吹雪・ブレイズの中から3連続攻撃を繰り返す行動パターンになってしまう。勝てるわけがないと思うだろうが、魔法剣サイレス(必中沈黙)・調合・装備を駆使すればアクアブレスと物理攻撃以外は対策できる。しかしもっと楽な正攻法と言える勝利法があって、それは何もしないこと。バトルスピードにもよるが2,3分くらいはかかるかな?それがなぜ勝ちなのかはちゃんとしゃべって解説してくれる。やはり長いので魔法リスト+ウェイトでタイマーは止めること。他にも方法はあって調合や歌でドーピングして魔法剣フレアをかけ二刀流乱れうちで1発で倒したり、3回行動モードになるのは反撃扱いなので反撃不能な攻撃手段で攻めるというもの。3人リフレク1人吸収にして全体がけの魔法を魔法反射して攻撃なら反撃は来ない。物理反撃が来るが回復しつつ調合でゴゴのレベルを255まで上げてレベル5デス、(GBA版では不可能だが)調合の強制バーサクと物理対策の組み合わせなども可能。通常枠の皮の服をスルーしてレア枠である個数限定の金の髪飾りを狙う時は動きを止められないので回復しつつ狙い、無理ならリターンという手でやるのだが、GBA版・旧スマホ版ではリターンで制限時間が戻らないため難易度が非常に高くなっている。しかし金の髪飾りは戦闘中消費MP半減という能力がある装備なので最強候補。欲しい人はアイテム欄全埋め法で頑張るしかない。自分はあきらめたような気もするが。こいつを倒すとカーウェンの町のこちらのキャラに変装する(ガラフの世界に行く前は普通の会話しかない)人物がいなくなるのでこいつがゴゴだった模様。ちなみにSFC版ではタイマーをゼロにしての強制終了からゲームオーバーイベントまでの間にXボタン連打でメニューを開いてテレポを唱えることで全滅を回避する裏技がある。ちなみにクリスタルルームには特性「隠し通路」でも見えない隠し通路があり(北の山やピラミッドなどにもこういう通路自体はある。)、SFC版ではこれを使ってフィールドに戻るとタイマーが消えないというバグがある。そしてタイマーが0になると戦闘が強制終了するのを悪用してラスボスを倒すことも可能。ただしエンディングの途中からバグり始め、最終的にはタイトル画面に強制的に戻されるため、最後までエンディングを見ることはできない。

ゴゴ撃破後に手に入る隠しジョブはものまね師。基本特性がすっぴんに近く、マスターしたジョブの能力値と特性(バーサーカーとGBA版追加のあるジョブは除く)を引き継ぐ点は同じ。違いは装備可能武器の種類が短剣・ロッド・杖・投てき・ツインランサー・盾と少なく、防具は踊り子系のみ不可。つまりリボンなどが装備できない欠点がある。アビリティ欄が「戦う・アイテム」の基本セットすらなく「ものまね」のみなのですっぴん以上にカスタム度が高い。クイック用の時空以外に調合・青魔法・召喚魔法・歌うなど補助系の2アビリティを装備して1ターンで補助による態勢を整えたり、クイック魔法剣乱れうち(すっぴんより有利なのは1ターン目から乱れうちができること、2ターン目からはクイック乱れうち乱れうちができること。強力な魔法剣対応装備可能武器がチキンナイフかGBA版追加装備くらいなのが難点)や連続魔「魔法・クイック」連続魔「魔法・魔法」連続魔「魔法・魔法」(直前と同じならものまね可。ヘイスガや召喚魔法セットしてるならゴーレムで支援も可能)の最大五連続攻撃で瞬間的に超火力を出したのち(ものまね全員使用可、もしくは順番送り可能な旧スマホ版以降なら)ものまねし続けて継続火力にする事ができる。旧スマホ版限定でツインランサー二刀流でのクイックジャンプジャンプも使える。ただしこれはすっぴんでも可能ではあるので独自の強みにはなりにくい。注意点としてアイテムコマンドをセットしないと装備中の武器属性に耐性持ちの敵にあっても武器を持ち替えられず、魔法主体か魔法剣をセットしていない限り対応が難しくなってしまう。やはり最大の利点はクイックと連続魔を組み合わせても時空魔法以外の上位魔法や召喚魔法を使えることだろう。つまり魔法系よりのジョブとしての運用の方が独自の強みを出しやすい。しかし攻略本によると対戦相手の技を瞬時に真似る奥義を編み出した武術家のその奥義がものまねらしい。

FF5の仕様のまま武術→格闘→各ゲート連想された結果、ものまねとは格ゲーの相殺合戦だった……?同キャラで同じ技を後出しし続けるとなると技の無敵時間にもよるが、先手の無敵切れに後手の攻撃が刺さるか、後手の無敵時間の遅さに先手の攻撃範囲が刺さるかのような気がするが。

残る2枚の石板は実はどちらを先に取っても大丈夫だったりする。一応ストーリー上第3の石板になっている大海溝を先に記述する。マップで言うと右……東の方の海底の裂け目から入れる。入口のガーゴイルは今までと同じなのでサクッと倒し、封印の書の記述で海より深くで炎?と思う人もいただろうがこれはマグマ。扱いとしてはダメージ床なので風水士の特性・ダメージ床かレビテト状態で無効化できる。他にはスイッチを押すと遠回りさせられたり落とし穴に落ちたりする所がある。この場所の道中最大の敵はザコの方。全て名前は「しょうたいふめい」で見た目で判別するしかないのだがその見た目が最悪。グロテスクで、3DリメイクなぞしようものならCEROを上げそうな見た目である。攻略本やネットでは便宜上でも区別するのに名前の後ろにカッコつきでざっくりした名前がついている……内臓不定形芋虫骸骨など。なお内臓は同じ見た目でも違う能力値・行動のものが存在する。正体不明に共通するのはアンデッドで毒属性を吸収し聖属性や音波系が弱点で開幕プロテス状態だということ。またほとんどがたたかうに対するカウンターを持ち合わせている。よってここでの最適な行動は吟遊詩人のレクイエム連打あたりである。PR版では攻撃種類弱点が正常に作動しているためダメージ2倍なのもあってますます有効。賢者の杖やアポロンのハープも有効。注意する対象は何種かいる。内臓のうち片方は通常攻撃しかしないが3体で出た時は同時に倒さないと復活する(復活後の反撃はMPが足りなくて不発する)がカウンターはなくビーストキラーが盗める。不定形はカウンターで自分が死につつ味方を戦闘から除外する「のりうつり」を使用する。骸骨は通常行動・カウンター共に死の宣告を使う。

目玉の宝としては高額な炎の指輪とカイザーナックル。前者は複数のスイッチから当たりを選んで押すと進める場所にあり、後者はダンジョン後半の似たような仕掛けで取れ、ピラミッドの宝箱モンスターが落とすのを粘っていなければここが初入手。またここにはドワーフ王国がある。もっとも王国と言っても住民が5人しかおらず、王らしき人物もいない。施設もセーブポイントと武器屋・防具屋しかない。その品ぞろえも蜃気楼の町の劣化版といったところ。もっともゲーム中で蜃気楼の町の所在地について(存在自体は古代図書館で聞ける)ヒントをくれるのは、ここの外れで世界一周トンネルを掘っているラリボーというドワーフ位である。といってもこの辺りで妙な地鳴りがするというセリフだけで、世界地図を開いて場所を覚えてその地域を歩き回る奴がどれくらいいるというのか……。それとドワーフ王国の南口から出て水の中を歩くマップの右下のへこみでは魔法のランプの使用回数を回復できたりする。もっとも積極的に使うのには向かないが。

他の町の人口が10人以上だったと思うので、ゲーム的なスケールの変更があったとしても、一般的な人間の村よりも半分以下の人口の過疎集落・少数民族ということに。

最奥で石板に近づくとエクスデスの刺客が3体現れる。セリフ?なんかやたらぶいって口癖があった。赤いトライトン、青いネレゲイド、緑のフォーボスの三体で襲ってくる。能力値や弱点・耐性が違い、トライトンは冷気弱点・炎吸収、ネレゲイドは炎弱点・冷気吸収、フォーボスは地属性弱点・毒属性吸収。全員(ほぼ)同時に倒さないと復活(HPは生存者と同じ)からの「デルタアタック」(こちらは通称ではなく技名)で攻撃してくる。通常の攻撃手段は共通の通常攻撃以外だと、それぞれファイガ・火炎放射、ブリザガ・吹雪・ブレイズ、バイオ・「にじいろのかぜ」を使う。普通に戦うと厄介なボスだが、実は全員アンデッドなうえボス特性がなく耐性のある状態異常もスロウ・バーサク・小人化・カエル化だけである。魔法回避自体は60%と高いのでそれを無視できるように、まずは魔法剣スリプルで寝かせ、単体ケアルガで瀕死にするのを全員にしてからの全体攻撃だったり、オーディンの斬鉄剣(魔法のランプを調整して使えばさらに確実)でバッサリでもOK。死の宣告や魔法剣ブレイクも効く。自分はシンプルにレクイエム連打だったかな?バラバラに削って復活されるのがイヤだったから。ともかく無事こいつらを倒して第3の石板を入手したら、同時に最強の時空魔法メテオが手に入る。まあ以前書いたように時空魔法としては強くても、他の魔法と比較すると微妙なのだが。後は脱出してクーザーで新しい12武器を入手して第4の石板のもとへ向かう。

次回はフェニックスの塔から……


脚注・考察

※1 アイテム欄全埋め法……だいぶ前……ロンカ遺跡(第8回?)で解説したテクニック。装備の付け外しで所持品欄を埋め尽くし、通常枠のアイテムを持たずにレア枠のアイテムのみ持つことで、通常枠を盗むことがなくなる。ただこいつ一回の戦闘のために準備するのは面倒かも。

※2 ものまね……直前の味方の行動をマネする。対象も同じなので回復系にはやや不向き(実用的なのは全体回復くらい)だが、ほとんどの行動を無消費で行えるので使いこなせれば強い。多少の待機時間はあるが何をものまねしても待機時間は同じなので待機時間が長いものをまねると強め。間にマネしたくないキャラのターンが挟まると意味がない点(旧スマホ版以降では順番送りが可能なので解決)、カウンターや魔法バリアなども真似してしまう点、銭投げ・放つ・GBA版までのメテオ(・旧スマホ版での投げるも?)のように消費がそのままな行動などには気を付ける必要がある。GBA版まではアイテム画面からの武器使用にもバグがあり、あくまで自分の装備しているものをものまね元が取った対象に使うため、ものまね元が攻撃効果でものまね使用者が補助効果だったりすると敵に補助がかかる。飲むのような使用者が対象になる物もGBA版までは最初に飲んだキャラが対象になってしまう。

※3 れんぞくま……連続で魔法が使えるという一見強力そうなアビリティだが習得にABP999を要求される面倒さ、このアビリティ単体では白魔法黒魔法のレベル3までしか使えないという非力さが問題。白・黒・時空・召喚・魔法剣の5種が連続魔の対象なので、それらを使えるジョブまたはすっぴんで連続魔ともう1種をセットする事で使い物になる(魔法剣は正直ナシ)。それといくつかバグがあるので組み合わせる魔法には気を付けること。一番危険なのはライブラで他にはいくつかの時空魔法。

※4 ものまね=武術の奥義……北斗神拳の水影心(すいえいしん)とかライブアライブの高原日勝(たかはらまさる)とかを思い浮かべた。前者は自分が戦ってるところを見ただけの相手の技を後々パクってたのでものまねしっぽいが、後者は対戦相手の出した技を受ける必要があるので格闘版青魔道士って感じだが。

※5 内臓……臓器が触手状の足を伸ばしてるように見える

※6 不定形……溶けた人がゲロ吐いてるようにも見える

※7 芋虫……腸などが芋虫みたいになったようにも見える

※8 骸骨……複数の骸骨の上半身がくっついていてツタでぶら下がり内臓もある

※9 デルタアタック……単体に無属性魔法系ダメージ+石化。リフレクで反射可能。対策していれば何とでもなる。

※10 にじいろのかぜ……単体を暗闇・沈黙・スリップ状態にする。必中なのが少々厄介。

資料

記憶があやふやな点、未プレイのハードでの内容などの部分を書くのに次のサイトを参考にしてます。(アドレスは頭のh抜いてます。)

・ファイナルファンタジー用語辞典 Wiki(ttps://wikiwiki.jp/ffdic/)

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移り気な人

その名の如く趣味の対象が安定せず、新しい事を始めても長続きしにくいです。投稿は長続きさせたい…… 趣味:web閲覧・読書・ゲーム・アニメ……要するに『お話』を見る事 現在のマイブーム:スパロボ系(PS2、PSP、vitaのソフトのみ所持)

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