皆さんこんにちは。今の季節は色々なお楽しみがてんこ盛りなまさに実りの秋ですね。これまではスポーツの秋にちなんで野球、バスケットボール、サッカー、フェンシングについてご紹介しましたが、今回は空手についてご紹介したいと思います。
空手とは、柔道、剣道、テコンドー、柔術、合気道と並ぶ武士道のスポーツです。正拳突きは勿論、上段蹴りや回し蹴りなどといった技が精神力やパワー、集中力、それぞれの武士道を磨く為の基本的な技となります。組手ではお互いに向かい合って日々の実力の成果を確認すべく戦いますが、これはお互いに少しずつ成長していく為の模擬戦でもあるのです。日本には無数の空手道場があり、学校によっては空手部を経営している場所もあります。空手の大会が各都道府県にて開催される他、全国大会が東京にて開催されます。そして空手の稽古が終わった後、全員集合を経て数秒間黙想し、「押忍」の挨拶と同時にお辞儀をし、それぞれの「日々精進」「武士道」「百戦錬磨」を磨く一日が終わります。そういった毎日を繰り返していく中、数え切れない志を胸に、一人一人の「体」「心」「技」「意志」「才能」そして「百戦錬磨」を磨く戦いはこれからも続いていく事でしょう。
夢の東京オリンピックまであと1年。新たに種目の一つに入った「空手」は、この「ドリーム・スポーツ・イベント」にてどんな歴史を刻む事でしょうか。空手に選ばれた選手達の志を理解し合う戦いが待ち遠しいですね。