原作・脚本・監督: 新海誠
キャラクターデザイン: 田中将賀
【前日】
2019年7月19日に公開されました。
前日には、『京都アニメーション』の放火事件がありました。
公開日も『仏滅』と、なんとも印象的なスタートとなりました。
【舞台挨拶】
私は『7月31日』にあった、舞台挨拶の回に見に行きました。
席は満席でした。
【ストーリーは?】
内容は『100%晴れ女』という都市伝説から始まります。
というのも、なぜか東京は雨続きの異常気象が続いているという設定です。
主人公の『帆高』は離島から東京に家出してくるのですが、
その理由については語られていません。
なんとか東京での落ち着き先も決まり、記事のネタを探している時に
『陽菜』という女の子と出会います。
陽菜は自分の事を『100%の晴れ女』だと言います。
帆高と陽菜、そして弟の凪とインターネットを使って、
「必ず晴れにします」
というアルバイトを始めます。
アルバイトは順調に進みますが、子供だけで暮らしている陽菜と凪は、
児童相談所へバラバラに入ることになります。2人は逃げ出してしまいます。
なんとか大人達を振り切る事に成功しますが、翌日から、
陽菜の姿が消えてしまいます。
【東京の夏の太陽】
その日から、雨がピタリと止んで東京は元の暑い夏に戻ります。
帆高は『人柱』という伝説を思い出して、大人達の元を再度振り切って、
陽菜のいる、陽菜が『晴れ女』になった神社へ向かいます。
【陽菜との再会】
無事に陽菜と再会しますが、
陽菜は「私が戻ると、天気がまた・・」と気にします。
帆高は「天気なんて狂ったままでいい!」と言います。
そうして、陽菜が現世に戻った途端、東京は再び雨になります。
今度は止まない雨になります。
【3年後】
離島の実家に戻された帆高は、高校卒業を期に東京へ向います。
東京でお世話になった事務所へ顔をだすと、子猫だった「アメ」が、
すっかり成長していました。
東京が雨続きで、所々、水没している事を気にすると、
「人柱なんて、あるわけないだろう」と一蹴されます。
しかし、帆高は、再会した陽菜を見て、
「僕たちは、世界の形を変えてしまった」と確信するのでした。
【舞台挨拶では?】
新海誠監督と、帆高役の醍醐虎汰朗さん、陽菜役の森七菜さんが登壇しました。
アフレコは、新海誠監督が全て吹き込んだものを元にして、行ったそうです。
新海監督の生アフレコもありました。
新海監督は、以前『言の葉の庭』という作品でも舞台挨拶をココでしたことがあるそうです。
「来ていた人いますか?」と問いかけると、何人かが手を挙げていて、監督も驚いていました。
また「この作品のラストは、賛否両論かもしれない」と話していました。
他に質問コーナーもあり、結構、時間は長かったです。
【特別出演?】
実は、天気の子には前作の『君の名は。』のキャラクターも出演しています。
一番分かりやすいのは『瀧くん』です。帆高と共演します。
三葉は、東京に出てきた後の姿で出演するので、分かりにくいかもしれません。
ネームプレートに注意して下さい。
他のキャラクターもいます。成長した四葉が見れます。
【感想】
私としては『天気の子』の方が見やすかったです。夏の景色や雰囲気など
とても良かったです。
話もこちらの方が素直で分かりやすいでしょう。