おはようございます。アンドルです。今回はいつものイラスト練習ではなくて夏場の昆虫の飼い方について解説しようと思います。対象となる昆虫はカブトムシ、クワガタ、カナブンにコガネムシといった子供たちの人気者たちに焦点を置いて解説します。
まず必要なものを羅列します。まず虫かごです。なにを当然なことをと思う方が多いでしょう。しかし大型のカブトムシやクワガタはかごが狭いと動きが取れなくなりストレスがかかり弱ってしまいます。次におがくずを用いたマットですね。これが無いと夜行性の虫が隠れられなくなってしまうのでちゃんと用意しましょう。また可能であれば一度天日干ししてみるのもありです。理由は寄生虫の除去などを行うことが出来るからです。そして昆虫マットの湿度を一定に保つ事も大事です。上述した昆虫たちは湿った環境がお気に入りなので定期的に使い終わった霧吹きなどを使い湿度を保ちましょう。次に昆虫ゼリーが必要になります。この昆虫ゼリーなかなかの曲者で、定期的に取り換えないとカビが生えたり、ショウジョウバエの温床になったりと管理には細心の注意が必要です。一週間ではなく数日で取り替えても問題はないです。そしてこのショウジョウバエの対策ですが、ペットショップなどで売られている防虫シートなどがおすすめです。ただし飛ぼうとしたカブトムシの角が刺さり首が折れるといった事故も起こります。私は起きました。ですので防虫シートを使う際は慎重に使ってください。そして最後に昆虫ゼリーを固定するためのエサ代です。主に樹の幹に穴が開いているタイプが良いですね。そして複数の個体を飼育してあげるときはエサ台を複数用意しましょう。エサの奪いを防ぐのに必要なことです。またペットショップなどで売られている木の枝や落ち葉などもオプションとして良いですね。どちらも虫の隠れ家やひっくり返ってしまった時に起き上がるのをサポートしてくれるのであると便利です。
こちらのイラストはあくまで必要最低限の物で組み立てた飼育ケースですが、ここから飼育する昆虫に合わせて調整していくのがいいと思います。今回はそこそこ長くなりましたが、最後に一つお願いがあります。それは飼育すると決めたら最後まで育て切ってください。もし逃がしてしまった場合の自然に与えるダメージは尋常ではなく、最悪もとの生態系を破壊してしまう可能性があるからです。もし、自分が逃がした個体であるとバレた場合は警察の厄介になる可能性もあるので気を付けましょう。
それでは今回は以上になります。ご愛読ありがとうございました。