作者 竹本 泉
出版社 いろいろ(汗)Wikipedia調べでは、
『ねこめ~わく』宙出版、朝日ソノラマ ー1~4巻絶版
朝日新聞出版ー1~8巻
『ねこめ(~わく)』株式会社ハーレクインー1巻
株式会社ハーパーコリンズ・ジャパンー
2~8巻
ドラマCD『音盤ねこめ~わく』(廃盤)
【内容は?】
『異世界に召喚される』お話です。2足歩行の猫たちと、1人の人間が住んでいます。
流行りの『異世界』もののように、戦ったりはしません。
ただ、ひたすらに、人語を話す猫たちとの、ほのぼの日常が描かれます。
かつて居た人間達は、猫を進化させたあと、なぜかいなくなり、
唯一いる人間は、宇宙飛行士で、宇宙から無事に帰還してきた人です。
周りには猫しかいないため、召喚に成功した人間『百合子』に執着してます。
【少女漫画出身】
作者の竹本先生は、元々は『なかよし』で描いていました。
『あおいちゃんパニック』という作品が有名です。
独特の絵柄と作風と間で、描かれています。
【アニメ化になかなかならない】
何度かアニメ化の話題に、上っている方ですが、今の所、全て流れています。
なんとか、ゲームとして『ゆみみみっくす』が発売されたり、ドラマCDが出たりはしました。
『ねこめ~わく』もアニメ化の話があったそうですが、流れています・・・。
『ルプ★さらだ』あたりを、短編アニメ化でも出来ないものでしょうか?
【ルプ★さらだ】
サラダちゃんの疑問に、おじさんが答えるだけのお話です。
特に好きな話は『山歩き』の回です。
いいお天気の日に、山に行きたいというサラダちゃんに、おじさんは、
「”山歩き”が出るから、危険だよ」と話します。
『山歩き』とは、100mくらいの足の生えた毛玉が、山を歩く(架空の)生物のことです。
この話を聞いて、サラダちゃんは、さらに「山に行くー!!」となるのでした。
【ねこめ~わく登場人物】
人間)村上百合子 女子高生~女子大生
人間)ヘンリヒ・マイヤー 猫の惑星に残った、唯一の人間。
猫)シマシマ・ハヤカワ トラジマの猫。弁護士。
猫)クロフ・J・カーター 黒猫。株式仲買人。
ほぼ、この2人2匹で話が回ります。
巻数が進むと、人間が増えます。ヘンリヒと同期のパイロット達です。
少しづつ、猫の惑星の謎が、解かれていきますが、長年、竹本先生の漫画を読んでいる身としては、(設定があったのか?!)と、変な衝撃を受けます。
【だいたいどれもおなじ】
竹本先生の漫画は、だいたいどれもおんなじです。
絵もテイストもキャラも、設定もテンポも、良い意味で『いつも通り』です。
なので、どれから読んでも大丈夫です。
『なかよし』時代の作品は、気持ち、少女マンガっぽさに気をつけている感じがします。
【お気に入り作品】※上記以外
『魔法使いさんおしずかに!』・・・なかよし時代
『ちまりまわるつ』・・・魔法使いの話
【音盤ねこめ~わく】
村上百合子・・・平松晶子
ヘンリヒ・・・・塩沢兼人
シマシマ・・・・三田ゆう子
クロフ ・・・・松井摩味
ひろみ ・・・・中村尚子
ナレーション・・屋良有作
平松晶子さんが『フサフサのぷよぷよ』という歌を歌っています。