皆さんこんにちは。毎年5月の第2日曜日は「母の日」です。今回は「母の日」についてご紹介したいと思います。
「母の日」とは、日頃の母の苦労を労い、感謝の気持ちを伝える聖なる記念日ですが、その起源は世界中で様々であり日付も異なります。例えばスペインでは毎年5月第1日曜日、北欧スウェーデンでは毎年5月の最後の日曜日に当たります。
そもそも「母の日」の原点は国によって異なりますが、日本では大日本連合婦人会が1931年(昭和6年)に結成された際、同組織は皇后(香淳皇后)の誕生日である3月6日(地久節)を「母の日」としましたが、結局普及する事はありませんでした。それからおよそ6年の時が経った1937年(昭和12年)5月8日に、第1回「森永母の日大会」(森永母を讃へる会主催、母の日中央委員会協賛)が豊島園で開催され、その後、1949年(昭和24年)頃からアメリカに倣って毎年5月の第2日曜日に行われるようになりました。
母の日には、カーネーションなどを贈るのが一般的です。母親が健在の場合は赤いカーネーションを贈り、母親が鬼籍に入っている場合は白いカーネーションを贈る事が一般的なのです。
尚、5月5日の「こどもの日」は、国民の祝日に関する法律第2条によりますと「こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかると共に、母に感謝する事」が趣旨となっております。
全国のスーパーなどでは「母の日」にちなんだギフトやクッキーセットを取り揃えている他、お花屋さんでもカーネーションが用意されています。
母というのは母なる大地に立つ希望です。いつも一生懸命なお母さん達に、感謝の気持ちを伝えてみましょう。感謝の気持ちを伝える事によって、親の偉大さ、そして苦労が理解出来るのです。