最近SNSで人気のたぬきを描いてみました!
一枚目のたぬきは初描きということもあってか、所々たぬきに見えないところがありますね…
開眼しているたぬきがお気に入りです。

二枚目のたぬきは毛量や形を気にしながら描きました。
意識しながら描いたからか、たぬきっぽく見えるようになった気がします。
ビックリしているたぬきのおしりがお気に入り。

描いてみて思いましたが、顔と黒い模様って顎の辺りにかけてある事と足の黒い模様も足だけじゃなくて肩まであるんだなって思いました。
また、今回画像を見ながら描いていたんですが、調べている時にたぬきの信楽焼の置物の画像もいっぱい出てきまして、あの置物にどういう意味があるのか気になって調べてみたところ…
「たぬき」→「他抜き」→「他を抜く」
という語呂合わせから、ライバルを出し抜いて成功するという意味が込められているそうです。
そのため、商売繫盛の縁起物としてお店に飾られることが多いみたいです。
また、信楽焼たぬきの置物には「八相縁起」と呼ばれる8つの縁起物を持っているとのこと。
それぞれ持っているものに意味があるそうで…
・頭に被っている大きな笠は思いがけない災難から身を守れるように、
(災難から守れるように普段から準備を忘れないように心掛けること)
・特徴的な大きい目は周囲を見渡して正しい判断が行えるように、
(周りに気を配ることを忘れないこと)
・笑顔なのはいつも笑って暮らせるように、
(お互いが愛想よく誠実な心を持って接することで商売繫盛に繋がる)
・大きいお腹は冷静さと大胆さを持てれるように、
(何事もどっしりと構えていることで大きな決断を下せる)
・左手に持っている徳利は人徳を身につけられるように、
(仁徳を持って努めれば飲食に困らず、様々な恩恵に預かれる)
・右手にもつ通帳は信用が得られるように、
(お客さんとの関係は信用第一に)
・金袋は金運に恵まれるように、
(お金を計画的に運用できれば金運に恵まれる)
・大きいしっぽは何事も終わりはしっかり締めくくれるように、
(どんなことも最後まで責任を持つこと)
と、縁起だけでなく常日頃から心掛ける教えが込められているそうです。(あの顔って笑っていたんですね…)
また、古くから「福の神」としての側面もあるらしく信仰があったとのこと。
商売繫盛だけでなく、家内安全や招福、金運上昇などの後利益があるとされるそうです。
昔話でよく聞く人を化かしたり、SNSのちょっとどんくさいエピソードが目立つたぬきですが、また違った一面がみえますね。
たぬきって意外と奥が深い…
