皆さんこんにちは。優しさを感じた春もいよいよ最終日となりました。「卒業」「離任」という別れもあれば、「入学」「入社」「就職」というデビューもあった季節でしたが、皆さんにとってこの季節はどんな思い出がありましたか?冬からバトンタッチされた3月から春は始まり、少しずつ暖かくなっていく中、それぞれが長い間お世話になった学校に別れを告げ、春の優しさを本格的に感じさせる4月に新たな居場所に入学・就職しました。そして今月は春の終盤となり、「こどもの日」といった記念日もありました。そんな春の最終日となる本日は「世界禁煙デー」です。
煙草とは、一見日頃の鬱憤を晴らす為の快楽に見えますが、実はそれは、命と人生が徐々に失われていく悪魔のサインなのです。煙草に含まれるニコチンの影響で、少しずつ喫煙に支配されるようになり、心も体もボロボロになってしまいます。更に、心筋梗塞や肺がんなどの病気を発症する確率も非常に高くなる他、妊婦の方および授乳中の方の場合子供にも悪影響を及ぼしてしまうのです。
次に「世界禁煙デー」についてご紹介いたします。「世界禁煙デー」とは、世界保健機関(WHO)が制定した禁煙を推進する為の大事な記念日です。毎年5月31日にある「世界保健デー」は国際デーの一つです。この日、禁煙マークをプリントしたTシャツを着てマラソン大会などを開き、世界的に禁煙を呼びかけております。1995年時点で世界の喫煙者は10億1000万人であり、約5人に1人の割合となっている他、毎年世界で300万人が喫煙が原因と見られるがんや心臓病で亡くなられており、このままでは近い将来喫煙による死亡者が年間1000万人に達するとWHOは警告しております。また、日本では1992年(平成4年)より、5月31日から6月6日までの1週間が「禁煙週間」となっております。
煙草は一度だけで、貴方の心と体をボロボロにし、徐々に自分自身の人生をも壊してしまいます。煙草という悪魔の誘惑に負けず、元気に過ごしましょう。