はじめに
こんにちは、ねこぷりんと申します!
可愛い服を見ると、今でも胸がふわっと温かくなります。
レースやフリルが揺れる服は、ずっと昔からのあこがれでした。
とはいえ、私自身が着るわけではありません。
そのかわり──
創作しているキャラクターたちに、私の“好き”をたっぷり着てもらっています。
自分では袖を通せないけれど、
キャラに着せることで、
「もし自分が着られたら…」という小さな夢をそっと叶えてもらっているような、
そんな気持ちになります。
可愛い服って、見ているだけでも心が明るくなるし、
創作の中では自由に、そのときめきを形にできるのが嬉しいです。
さて今回は、そんな「憧れ」をテーマにしたイラストなっております。
ぜひご覧いただけますと嬉しいです!
今回のイラスト
そっと触れた、あこがれの色
ふと立ち寄ったお店で、目に留まったのは
淡いクリーム色に、やわらかいフリルを重ねたワンピースだった。
手に取るだけで胸がすこし高鳴って、
布の軽さや、リボンの結び目まで愛しく感じてしまう。
「いつか、着てみたいな。」
誰に向けたわけでもないその気持ちは、
本人にもまだ言葉になりきっていない“ひとつの憧れ”。
周りの目を気にしてしまう自分もいるけれど、
この服を見ていると、心の奥の小さな勇気がそっと顔を出す。
鏡の前に立つ自分を想像してみる。
似合う自信はまだない。
でも、もし袖を通せたらきっと、
今より少しだけ自分のことを好きになれる気がした。
ワンピースを抱きしめながら微笑むその表情は、
まるで未来の自分に向けた“約束”みたいで。
今日より少しだけ前に進めた日の、
ささやかな一歩が描かれている。
憧れを持つことはきっと自由で、
まだ誰にも言えない気持ちでも、
その心の色はちゃんとここにある。
いつか本当に袖を通すその日まで、
この小さなときめきを大事にしていたい。

おまけのタイムラプス
今回のイラストは、背景にとても悩んで、何度もモチーフを変更したり、配置に悩みながら仕上げました。
可愛い雰囲気にしたくて、パステルやキラキラを足しては引いて…をくり返して、ようやく今の空気に落ち着きました。
タイムラプスには、その試行錯誤がそのまま残っています。
服を抱きしめる彼の“ときめき”を引き立てられるように、光の粒やリボンの配置を細かく調整しているので、よろしければ、こちらもご覧いただけますと嬉しいです。
終わりに
今回の記事は以上になります。
これからも自分の“好き”を大切に、少しずつ形にしていけたらと思います。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
